日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったこと

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著者 : 高橋史朗
  • 致知出版社 (2014年1月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800910295

日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったことの感想・レビュー・書評

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  • ウォーギルトインフォメーションプログラム、義眼。自分にはなかった新しい視点だった。日本が好きだからこそ、自分の意思を表す行動を小さいことから取っていきたい。まずは、投票からだな。

  • すべての日本人に読んでもらいたい本。

    戦後どのようにして日本人らしさが失われていったのか、その原因を明らかにするとともに、これからどのようにして日本人らしさを取り戻していったら良いのかを気の遠くなるほど膨大な量の調査分析結果から導いてくれている。

    らしさを取り戻す鍵は、やはり教育。
    家庭教育、学校教育、社会教育。3つの段階での教育に対する姿勢を改めることがらしさを取り戻す事に直結していく。

  • ウォー・ギルト・プログラム、いわゆる「義眼」をはめられたまま戦後生きている日本人。義眼も長く付けてれは、本物と勘違いするという事でしょう。前半(一章〜三章)まではホウホウ!と近代史をまともに学ばなかった人間としては勉強になったけど、四章以降の「教育論(今の日本の子供たち)」についてはいささか疑問が残ったかな。総じて戦後史や日本人を形成している要素を掴むのに面白い本。

  • 筆者は教育者であり、また占領時研究をライフワークとされている方なので内容は、概ね教育関連の政策がGHQにより形成された経緯と、その後の日本人の変化(弱体化)また現在抱える問題についてである。

    アメリカの戦前における日本人論は多くの誤謬をはらんでおり、GHQの政策決定者に最も影響を与えた、ルースベネディクトの”菊と刀”においても4歳の男児が母親を支配するなどの偏向した記述が多く見られる。誤った日本人観、または有色人種への偏見がGHQの政策に色濃く影響したのは事実であろう。

    GHQの四大指令では、教員の思想調査が行われ、神道・修身・歴史・地理が学校教育から排除された。”新教育指針”では天皇及び愛国心につながる言葉が排除され、英雄の物語まで禁じられた。文部省の担当者は1/3言われたように書き、1/3話し合ったことを書き、残りは自分の考えだと述べたそうである。

    不幸なことは、このGHQの誤謬を含んだ物の見方・考え方を、当の日本人が当たり前に持ち始めたことである。著者は”義眼”と評しているが、まさに自分以外の何者かの目で物を見てきたわけである。新聞が始めはびくびくと顔色を伺いながら記事を書いたのが、偏向を偏向とも思わなくなっていったのであろう。

    GHQは日本の弱体化を目論んでいたので、理解がずれていたのは幸運だったと言えなくもないが、認識がずれたままのテレビ・新聞等、今是正されなければならない。為に、戦前の精神に立ち返るのは非常に大切なことだと思われる。軍国主義というのも単に時代の要請であっただけのことである。今のまさにGHQにより破壊つくされた家庭・教育環境で育った子供や大人には公共心も恥もない。今一度、戦争中に日本が守りたかったものに思いを馳せてみることから始めたいと思った。

  • ウォー・ギルド・インフォメーション・プ ログラムに拠って、敗戦以降の教育は、愛国と軍国を混同させられたとある。

    国家を歌うことが軍国を想起させるとするならば、違う歌を歌えばいい。

    それでは、独自に松陰居士が唱えた愛国が左様であったか解釈してみるのである。

    かくすれば かくなるものと しりながら(ロゴス) やむにやまれぬ(エトス) やまとだましい(パトス) これが軍国であるならば、すべからく軍国であろう。

    哲学は平和の為にこそ在る。

  • 占領期に、「古き良き日本」はGHQが参考にしたトンデモ本の影響で、捨てさせられた。その影響で、不登校等の教育問題が発生した。というのが、骨子かと。
    対日政策というか、日本への認識が、米国務省と現場のGHQで違っていたのは面白かったです。後半の教育エッセイは、不要でした。
    戦後の総括(なぜ開戦したのか、罪ならば、誰に責任が)を行えない国民が、国際社会で偉そうなことを言えるのか、と思うのは、私も「義眼」をはめられているのでしょうか?

  • 著者が長年にわたり米国公文書の調査を行い。明らかになった歴史の真実が綴られています。
    私たちが、学校で教えてもらえなかった戦後の歴史が分かります。
    日本人として、過去を省みる為にも読むべし!

  • この本は、あらゆる教師、あらゆる教育家、あらゆる教育関連事業にかかわる人間にとって、必須の本である。これを読むことなく、教育にかかわることなかれ。

  • 私は日本が大好きだ。
    海外に留学するくらいなら、地方の農家や漁師、もしくは伝統工芸の匠宅にホームステイを子供にはさせたいと思っている。
    しかし、日本人は、日本人としての誇りを失っていると昨今騒がれている。
    メディアを100%信じるのではなく、自分で情報を取捨選択できるように練習して欲しいと切に願います。

  • 戦後日本にたいする視野が広がった。

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日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったことの作品紹介

戦後思想とか戦後教育の問題は、すべて占領軍の目を気にしたおびえのような自虐意識から生まれてきています。その原点をきちんと実証的に解明して、「それは誤解である」ということを世界に向かっても日本人に向かっても明らかにして「日本を取り戻し」たいというのが、私が本書を書いた一つの目的です。

日本が二度と立ち上がれないようにアメリカが占領期に行ったことはこんな本です

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