女子の武士道

著者 :
  • 致知出版社
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800910486

作品紹介・あらすじ

武士の娘だった「祖母の言葉五十五」。女性の品格を磨くための深い知恵がここにある。

感想・レビュー・書評

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  • 昔の人は気高かったんだなぁと、感動。真面目に頑張っている人は勇気や元気をもらえる本。日常でこれを実行するとなると、私はキャパオーバーで鬱になりそうだけど、やっぱりこんな女性は素敵で理想的。挫けそうな時、何もかもが嫌になった時に読み返すと、また頑張れそう。
    立ち読みでもいいので、特に、女性に読んでみてほしいです。

  • 武士道というものが
    当たり前の時代は
    今のように選択肢がなかった分
    潔く生きていけたかも

    なんて勝手な感想ですが…

    男子であれ女子であれ
    いつの世も心がまえ大切ですね

  • わが身を振り返って、痛いことばかり書かれていた本です。
    「おなごがでたらめになると、世の中がでたらめになります」これは真理だと思います。
    我慢すること、その中でも自分を維持することの大切さも学びました。

  • 「女性の活躍」というテーマが特に叫ばれ た2014年であったように思う。

    しかし、そもそも女性は活躍していないのだろうか。では男性は活躍しているのか。 「女性の」活躍とは何なのだろうか。

    そんな疑問に、明治・大正・昭和の激動にあってこの国支えた女性から一つの答えを得た一冊。

  • 面白かったー! これは良い本ですね。折にふれて読み返したい本です。
    幕末、明治、大正、昭和、そして戦後、先を生きてきた人たちの生き様が、一つ一つの言葉に説得力を持たせてます。何を大事に生きていかなければいけないのか改めて考えさせられるし、ここに書かれていることに「そうだよなぁ」と当たり前に納得できる、思えることが、日本人としての文化、考え方を共有させてもらっている証だなぁと思いました。

  • 『女子の教養』と『女子の武士道』を読んで。
    凄まじい時代の流れと変化の中で逞しく生き抜いた女性の精神性、心の在り方など現代に生きる私も同じように身につけたいと思えた。
    困難に直面した時こそ自分の振る舞い心の持ちようにしっかり目を向けて成長のチャンスにしていきたい

  • ・武士道には、人間の活力をもたらすものは精神力である。精神がなければ最良の装備もほとんど役に立たないし、最新式の銃も大砲もひとりでには発射しない。近代的な教育制度といっても臆病者を英雄にすることはできない。

  • とても難しい。読んだきっかけは【LEAN IN】と女性活躍気運の盛り上がりにあてられたこと。士族の女性の価値観と現代社会のダイバーシティの性質を比較検討してみたかった。ただ、そもそも現代日本の女性というのが、戦後日本&高度成長期の家庭&家族観、キャリアウーマンと揶揄されながらも逆境で上り詰めた先人、北欧やスイス的な男女平等観を持つミレニアルの狭間で非常に微妙なポジショニングを取っていることから、結局よくわからなかった。本書について、率直な感想を言えば、とても日本人男性に都合のいい話ではある。というかそのように解釈可能である。
    本書をかいつまむと、女性は精神的に自立していることこそが重要であり、物理的に、経済的に独立していることは二の次になっている。専業主婦となり、経済的支柱であるパートナーの成功を裏方として支える。ただ、従順なだけでなく、叱咤することもあるだろう。何となく受け入れてしまいそうな感じだが、これって男にとって都合がいいだけではないだろうか?
    女性に読んでもらって感想を聞きたい本である。

  • 自分で初めて武士道を学ぶにあたって手にした本。
    戦争を乗り越えた強い女性の生き様を学ぶことができた。
    事例とともに、「武士道」の言葉を引用があり、
    武士道をより現代的にイメージしやすかった

  • 時代の価値観がこれほど違うのだ、ということを、痛感させられた。
    内容は、私にとっては「そんなの当たり前だ」と「この価値観は共感できない、時代が違うんだな」の2極にわかれていて、新発見はゼロだった。

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著者プロフィール

1966年、東京都に生まれる。文化女子大学服飾学科を中退後、インポートアパレル会社に勤務。同業界で数回転職を繰り返したのち25歳でコピーライターに転身、大手出版社の編集プロダクションに勤務。1年弱で独立、以降フリーランスとなり現在に至る。広告企画&コピーライティング、女性誌の特集記事の取材執筆、書籍の出版プロデュースおよび編集・執筆、WEBサイトのディレクション&コピーワークなど、幅広い分野でプランナー&ライターとして活躍している。著書に、ADHDと診断されるまでの半生を綴った『ADHDとして生きる——おりこうでない私の半生』(診断と治療社、2005年)がある。妻であり一男一女の母でもある。

「2006年 『ADHD・アスペルガー症候群のある子と親のためのポジティブライフガイド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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