吉田松陰『留魂録』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)

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著者 : 城島明彦
  • 致知出版社 (2014年9月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784800910493

吉田松陰『留魂録』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 維新の吉田松陰が処刑される前に書いたもの。読み易く、また、読むのに最低限度必要な大まかなことも書かれていてよかったと思う。ルビが振ってあるので古い文章でも読めるし勉強にもなると思う。

  •  身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留置かまし大和魂(わが身がたとえ武蔵江戸の野の果てに朽ち果ててしまったとしても、わがうちなる大和魂はこの世に留めておきたい)(p.36)

    「死は好むべきにも非ず、亦憎むべきにも非ず。道尽き安んずる、便ち是死所」(死は求めるものではなく、避けるものでもない。人として思う道を成し遂げたら、気持ちが落ち着く。そう思えるときが死にどきなのだ)(pp.152-153)

    「両親が子を思う気持ちの深さは、子が親を思う気持ちの比ではない。永遠にお別れしなければならないこの日がやってきた知らせを、両親はどんな思いで聞いただろうか」(中略)しかし松陰は、幼少時から自分を教育してくれた叔父に対し、決然として「思い残すことはない」との覚悟を述べ、「どうぞ健康で長生きしてください」と文章を結ぶのである。こんな凄い男は、そうはいない。

    「彼の事業は短けれども、彼の教訓は長し。為す所は多からざるも、教うる所は大なり。維新革命の健児として彼の事業は、あるいは歴史の片影に埋もるべし。然れども革新者の模範として、日本男児の典型として、長く国民の心を燃やすべし。彼の生涯は血ある国民詩歌なり。彼は空言を以て教えず、活動を以て教えたり。この教訓にして不朽ならば、彼もまた不朽なり。即ち松陰死すともなお死せざりなり」(徳富蘇峰『吉田松陰』)(p.268)

  • 四季と人生のくだりは大河ドラマでも印象に残った部分です。全体的に読みやすい本でした。

  • 吉田松陰が具体的に何をしたのかをあまり知らなかったので読んでみました。
    内容としては前半が吉田松陰の遺書と言われる「留魂録」の解説、後半が吉田松陰の人生に関しての解説でした。
    現代語訳なので非常に読みやすかったです。
    大河ドラマで興味を持った方にオススメです。
    誠を尽くして生きて行きたいものです。

  • 留魂録の内容解説にとどまらず、吉田松陰の人生や背景などをわかりやすく読めました。
    縁あって萩を旅して、今も本当に松陰先生は愛されているのは分かったのですが、何をした人なのだろうと分からなかったのです。何もしてなかったのではなく、自らも動き且つ他人を育てた人だったのですね。彼が蒔いた種はおそらく今も花を咲かせています。

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吉田松陰『留魂録』 (いつか読んでみたかった日本の名著シリーズ)の作品紹介

『留魂録』は僅か五千数百字にすぎないが、そこには"魂魄の叫び"とも称すべき激烈な遺志がある。

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