封印作品の謎 テレビアニメ・特撮編

著者 :
  • 彩図社
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801301863

感想・レビュー・書評

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  • 大手のプロダクションも実は…、
    という裏はあるものですね。
    内容的にはさほどピンと来ない。

  • 書店で一見して、気になった本。セブンの12話についてはある程度知っていたし、ネット動画で視聴したこともある。怪奇大作戦の24話の詳しいストーリーは、本書で初めて知った。サンダーマスクの話題が極端に少ないのも気の所為ではなかった。
    封印作品が生まれる理由は「他者を傷つけない為」ではなく「自らが傷つかない為」。作品の内容はは置いといて、トラブルの種になる(かもしれない)事には手を出さないって事ですね。

  • 表紙を見たとき、あぁセブンかな。と思った。目次を見てみるとセブンのほかにもいくつか取り上げていた。でも知ってるのは日テレ版ドラえもんくらいでほとんど知らないのばっかり。なのでそれほど期待せずに読んでみた。

    なぜこの作品は封印されたのか?

    という問いに対し、取材が丁寧。利害関係者の網羅性が高い。時代背景もよく描かれている。と三拍子そろってとても素晴らしい。

    取材拒否も多く、関係者も死亡したり見つからなかったりする中、本当のことは永遠にわからないこともあるだろうけど、最終的にとても説得力のある答を導き出していると思う。

    唯一残念なのは、作品が古過ぎることかな。

    個人的にはこの取材力や推理力を活かして、その他の問題についても書いて欲しいなと思った。例えばあのふざけたTV版エヴァの25、26話とか、ナイスボート事件とか。

    これもたいがい古いな。

  • 想像以上の円谷プロの圧力にわろた こうした作品が封印された経緯の重しとなっているのは自主規制で、例えば差別用語であればマンガや古い映画でも多くが再現されているんですが、これらに限ってそれがまかりならぬのは、当時からのタブーが延々と続いてるってことになりますね。今となっては動画検索で見ることもできるし、規制するほどネットに流れる本末転倒な状態になっていて。一番気になるドラはまさかの田中角栄の影あり!しかもヤスジのカルト作品にもつながるとは。こんな取材でも結構危険ですよね。

  •  俗にいう大人の事情というのが一番なのか。

     やったもの勝ちだとは言わないが著作権がどうこう言うのであれば一度放映した作品には未来永劫、公にどういう形であれ触れさせることを主体として考えてもらいたい。

     作り手と受けてどちらにも重きを置かない中立に判断する場が必要なのではないだろうか。



     ウルトラセブン 第12話 遊星より愛を込めて
     怪奇大作戦 第24話 狂鬼人間
     ノストラダムスの大予言
     サンダーマスク
     日本テレビ版ドラえもん

  • 諸事情により語ることがタブーになっている封印作品たち。関係者に真っ向から取材を重ねて、封印されている理由を探るシリーズの文庫版。
    有名な『ウルトラセブン』12話のほか、5編のエピソードを収録。単行本も読んだので目新しさはないが、日本テレビ版『ドラえもん』の事実は衝撃的である。今では幻の最終回と言われている、あのエピソードが本当に最終回になっていたかもしれないという経緯は、関係者のその後も含めて運命の怖さを感じる。

  • 過去の三冊の総集編。

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