あやしい投資話に乗ってみた

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著者 : 藤原久敏
  • 彩図社 (2016年12月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801301955

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あやしい投資話に乗ってみたの感想・レビュー・書評

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  • さっき投資用マンションの営業の電話がかかってきて、そこで思い出したのがこの本。

    フィナンシャルプランナーである著者さんが新規公開株とか新興国外貨FXとか、危険な香り(合法なんだけど)のする投資話にガンガン手を出してしまう体験談。
    特に和牛オーナー商法に手を出しちゃったあたりなど、タイトルをみただけで胸が熱くなります。

    和牛の子牛を買い取って、肥育して肉にして現金化するという商法。
    「1口30万円で年間9000円の配当」(=利回り3%)「2年後には元金返還」「今なら高級肉をプレゼント」という破格の好条件。
    うまい話には裏がある、という常識を、著名な経済学者がオススメしているから、という理由で手を出しちゃうあたり、怪しい。
    あんなどう考えたって収益を見込めない話に、一般の人ならいざ知らず、FPな人が手を出しちゃうものなのか。
    そんな儲かるなら畜産農家がバシバシ倒産しちゃったりはしない、一次産業の収益の低さを舐めてるな!ってレベルです。

    和牛オーナーに限らず、ちょっと踏み込んだ「常識」を働かせれば儲からないことはわかる話。
    投資にはファイナンス的な分析知識だけじゃなくて、まず社会常識が必要だって教訓です。

    とは、いいつつ。

    書籍としては圧倒的に「ヤバさ」が足りないのが残念。
    いろいろと馴染みのない投資話に乗っかってる割に、どれもこれも言うほど怪しくも危なくもない。
    トータル収支では結局(地味に)儲かっちゃってるし。
    膨大な負債を抱えたりとか、分配金が払えなくて代わりに和牛1頭が送られてきたとか、借金を返済するために豪華客船エスポワール号に乗って大博打、的なストーリーを読みたかったところ。

    結局、著者さんがFPで元信金マンでそもそも真面目なことが「ヤバさ」が足りない原因です。
    投資をするには真面目が一番、と言うありがたい教訓が得られる一冊です。

  • 知らなきゃ恐い!知れば恐くない?投資の世界。
    FPでもある著者、未公開株、新規公開株、和牛オーナー、海外ファンド、超高金利の銀行に預金、FX、先物取引と投資に興味を持った方なら、覗いてみたい世界!でも、恐い!
    そんな方に、疑似体験。
    さぁ、あなたもワクワクドキドキの世界へ!
    休み休み読んだのですが、非常に面白かったのです。

  • たぶん、言うほど儲からないんだろうなぁ、という怪しげな投資話の体験談。
    ただおいしいものはない、ということで個人的には納得

    ・グリーンシート市場というものがあり、登録を受けた未公開株の売買が行われている。(H30年度末で終了予定)
    ただ、流動性はないに等しいし、上場廃止になったりするものも多い。上場廃止になると通常、会社側からかなり安値での買い取り申込みがくるが、実際問題として市場では売れないためそれに応じるケースが多いらしい。

    ・IPOは応募しても公募割れするようなものしか当選しない。リセルプロのように初値がIPOはの数倍というようなものはまず当選しない。が、人間の心理として当選してしまったら悪い情報はシャットアウトして上がるに違いない、と思ってしまう

    ・優待投資。自社製品であれば実質的な負担は原価になるが、クオカードなどは額面がそのままコストになり会社の負担が大きいはず。

    ・安愚楽牧場はあんな利回りを提供するぐらいならなぜ銀行に借りないのか、ということを考えればいずれ破綻することは自明であった

    ・今は破綻してしまったが日本振興銀行が1.9%の利回りで定期預金を募集していた。この場合は預金保険制度に加入していることを確認の上、ペイオフの限度額である1000万までであればここへの預金自体は正しい行動だった

  • 「ー」

    暇つぶしにはいいかもしれません。
    未公開株、和牛オーナー、海外ファンド以外はあやしくないですが。

  • なかなか自分ではできないけれど、気になる投資話のことが体験談として書かれてて、すごく分かりやすく面白かった。新規公開株が気になる。時機を見るっていうのは大事だね。

  •  あやしい投資といえば当然、FXについてもふれている。FXは最強の投資であると著者が言い切っている。最強だが危険でもあるということ、例えるならば「素人が超高性能ターボエンジンを搭載したスポーツカーで、プロドライバーと一緒にレースをするようなものである」ってこと、命がいくつあっても足りない(笑 スポーツカーを乗りこなすには適正と訓練が必須である。

  • なかなか面白い試みだった。とりあえずあやしそうな投資に全部首をつっこんでみる話。あんまり意味がわからなかった、和牛オーナーや先物取引等も知ることができたし。別の角度での投資入門編として、よかった。

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