女子の人間関係

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著者 : 水島広子
  • サンクチュアリ出版 (2014年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400023

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女子の人間関係の感想・レビュー・書評

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  •  久しぶりに読んでいて痛い。
     これは私の中の「女」が「イヤマジ無理っすよ」って叫んでいるのか、あるいは書き手が女性だと知っているせいなのか。

     なんとなくなんですが、周りの視線を気にする空気読みスキルの高い「女」に対し、不用意にこの本に書いてある通りの事を行うと、「裏に透ける気持ち」がバレて酷いことにならないかなぁ?と。
     悪口を言わないとあるけれど、結構酷いコト言ってるし考えているぞ。作者の言う「女」を超えたものって何なんだろう……。

     私がここに書かれているほど酷い「女」を見たことが無いからかもしれないけどね。うん。やばいときは逃げようって思った。やばくなりそうな時も逃げようって思った。

  • 「いち抜けた!」で行こう。

    女子の人間関係はとかくめんどくさい。それはどうやら女が生まれ持っているサガからくるものらしい。どんな女子の中にでも多かれ少なかれあるこれら女特有のイヤなサガを総称して「女」と呼び女子の人間関係の様々なシチュエーションごとに

    1.「巻き込まれない」 取りあえずの対処法
    2.「自分を守る」 攻撃の対象にならないよう自分の身を守る
    3.「『女』を癒す」 本当の意味で、相手と良い関係を築くには

    という3つのステップで学校で、職場で、ご近所で、サークルで、女子の悩ましい人間関係からの脱出(!)方法を指南してくれる。

    ・すぐ感情的になる
    ・裏表がある
    ・群れたがる
    ・「敵」「味方」を作りたがる
    ・比べたがる
    ・男の前で演じる
    ・男ができると変わる
    ・「自分は自分」「他人は他人」という見方が苦手

    等々、御しがたい女のサガの数々。
    挙げてるだけでもなんか耳痛いぞ。

    女は元来「選ばれる性」であるため
    常に「選ばれる人がいる」=「私は選ばれなかった」という
    他者との相対的な関係性の中で生きているという話は眼からウロコ。

    「あの人美人だよね」=「私は美人じゃない」
    「彼女とランチしてきたんだ」=「私は誘われなかった」
    「息子がA校に合格した」=「うちの息子はB校だ」

    みたいなコトですかね。
    冷静に考えればかなり被害妄想的な思考回路。

    でも女が、自分がそんな状況に陥るのを避けようという防衛本能が働いた結果
    「群れ」て「味方を作り」「感情的」になって「裏表」を持ち「陰口」をいうという
    ところにつながるのね。

    メスとしてはオスに選ばれる可能性のある自分以外のメスは詰まるところ
    全てライバルであり「女の敵は女」というところに行き着く。

    ではその女同士の闘いから解放されて気持ちを楽に生きるにはどうすればよいか?

    自分が、「女の敵である女」にならないこと。
    それは決して「女性であることをやめろ」ということではなく
    ここで言うところの女の問題点の総称としての「女」を捨て
    その「闘いの場から自ら降りよ」ということ。
    著者さんはこれを「女度を下げる」と表現している。

    そのために必要なのは、自分の生き方を、女の「選ばれること」を最終目的にした
    「どうすれば好かれるか」ではなく「自分はどうしたいか」に置き換えること。

    「自分」-「女」=「自分らしさ」 みたいなイメージですかね?

    自分と共通する「女」の部分を感じさせず自分らしく生きる女子に対しては
    女は警戒心を解きなおかつ癒されるというのだ。

    面白いのは、女の闘いから解放されるならこの「自分らしさ」が人から見て
    多少「変わり者」であってもいい、という考え方。
    裏返せば、女子のめんどくさい人間関係から「いち抜けた!」するには
    それくらいの覚悟も必要ってことか・・・

  • こういう女性を擁護するような本を読む時、どうしても自分かわいそう的な見られ方をされないか気にかかるけどその懸念が浮かぶこと自体間違いだ。
    序盤の女性に対する考察が最も興味深い。自分も女性的になりたくないと強く思っているけど自分ではない誰かが褒められたり、食事に誘ってもらえなかったりした時にすごく不快な気分になってしまう。それは相対評価の世界にいるから自分が価値のない努力不足な人間としての烙印を押されるからだ。
    だから女性は褒めてあげると喜ぶ、という言葉の通りささいな事でも褒めてあげないと彼女らの自尊心は委縮したままで自分に価値がないのだと常に不安に晒され、結果として周りに悪影響を及ぼす行動に出てしまうのだろう。
    母親気取りとか痛い指摘もいくつかあったがそれらを受け入れて、できるだけ行動に出さないようにしたい。人に悪口言うのは避けなければならないし、一般論で自分が語っている時は自分の本心を問い直す必要がある。
    「変わった人」を演じるのは確かに画期的な案だからいただこう('Д')

  • 「女は選ばれる生き物」という言葉が深く印象に残った。
    友達から選んでもらえない、男性から選んでもらえない、このことが女性を深く傷つけ、選ばれている者への嫉妬が生まれるのだ、と本書は説く。
    悲しいことだが、とても分かりやすい構造だと思った。
    現代社会は昔より、女性が“選ぶ”ことが可能になっている。いわゆる“女子”にならないためにどうすれば良いのか、という解決策で本書は結ばれている。女子は一読すると面白いと思う。が、あまりいい気持ちにはならないかもしれない。

  • ここに載っているような「女」に会ったことがない女性がいるとしたら、相当レアだと思う。多くの人は、こういう事例のいくつかはリアルに感じられるんじゃないかな。そして、他人事ばっかりじゃなくて、自分も嫌な「女」の部分を持ってるんだなって、身につまされる本でした。

    「女」に巻き込まれないための方法も提案されていて、「変わった人になる」というのが気に入りました。「あの人はちょっとおかしいから」「変人だから」「付き合い悪いから」ってなれば、みんなと同じでなくても許される。最高!

  • 結構あちこちで評判を聞いていたので、興味本位で手にとった本。
    (ちなみに、ワタシ個人は幸か不幸か、あんまり女子同士の人間関係で悩んだ事は少ないです。面倒くさい人間関係に悩むぐらいなら、女子も男子も問わず、そこから離れて孤独でいたほうがいい、というスタンスです)

    「女子の」人間関係、と銘打ったタイトルだし、紹介されている人間関係トラブルケースも女対女、の話ですが、別にコレって、男でもあるんじゃないかなー、と個人的に思いました。
    本書では、女性のいわゆるイヤな部分をカッコつきの「女」という呼び方で統一されていますが、この「女」という部分のいくつかは、今どきの男性たちにもあてはまりそうです(笑)

    読んでいて思ったのは、ただただひたすら
    「女って面倒くせぇぇぇぇぇ!!!」
    ということ。この本の80%以上が、自分にとってはこの感想でできています(笑)

    「自分の周りにはあまりこういうケースの女性がいなくて良かった」
    とも思ったのですが、案外自分で今まで、無意識に遠ざけていたのかもしれません。

    困った「女」を振りかざす相手に、
    「あ~、この人は満たされていないのね、こんなことで不安になって攻撃的になっているのね~」
    「だから相手の「女」を癒してあげなくちゃ」
    ということをしたいとはワタシには思えません。
    この妙な上から目線の気持ちを持つ、というのがたぶんダメです(笑) 出来ません。
    そして「癒してあげなくちゃ」という使命感もたぶん持てません(笑) そこまでしてあげるのも面倒くさいです(笑)

    男女問わず、自分にとって「あ、この人苦手」とか「嫌だな」と思った人は別に無理に接点を持たずに最小限の接点にする「敬遠」で生きてきました(笑)

    長いこと生きてきましたが、「人を変える」ということは生半可なことではないし、自分が人を変えれる程の影響力はないと思っています。相手もそれなりの人生を生きてきて、ポリシーなどもあるでしょうしね。
    よほど自分の生活や人生に悪影響を及ぼしそうな場合は、ひとりよがりにならないように、なるべく俯瞰的な見方で主張をして、それでも改善しないようであれば、その方とのお付き合いや接点を持たないように自分が動くしかないかなぁと思っています。

    というわけで、残念ですがワタシ個人としては、あまりこの本を読んでためにはなりませんでしたが、もっと若い世代のまさに悩める女性には、「こっそりと自分の中で精神的優位に立つ」ことで対処できる処方箋として使えるかもしれませんね。
    (辛口でスミマセン)

    女子の、とありますが、男子も面倒くさいし、言うなら、もう「人間関係」ってすべてが面倒くさい、でもそこから始まるものもあると思うので、それはもうケース・バイ・ケースで立ち向かったり、受け流したり、しながら生きるしかないんじゃないかと思いました(笑)

  • 男の私が読んでみた
    この本は、女性の「女」としての嫌な部分にスポットを当て、そうした女同士の人間関係に悩まされている女性に向けて、女性精神科医がズバリ対処法を書いた本である。私は男なので、書かれている数々の指南はともかく、いま私の仕事でテーマになっている女性へのマーケティングの面でひとつヒントがあった。

    先日の会議で、女性には商品やサービスを「選べる」ことが大きな購入動機になりえるという話が、女性社員から挙がった。つまり選択肢を提示することが、対女性のマーケティング上は非常に重要であるということ。しかし、女性が「選べる」ことで購入意欲を刺激されるというデータはあるのか、男には選べることは動機となりえないのか、といった問いが返されると、どうしても根拠の曖昧な仮説の域に押し戻されてしまっていた。

    この本では、女性は「選ばれる存在である」と断言し、そのことが女性の「女」としての考え方やふるまいの根本的な原因になっていると説く。

    ということは、女性は、社会において選ばれ続けていることへの反動として、ショッピングで「選ぶ」ことを楽しみ、ストレスを解消しているのではないだろうか?? これで、女性は「選べる」ことが大きな購入動機になりえるという話と辻褄が合ったのではないか?? これこそが男との違いではないだろうか?? ・・・と、男の私はあれこれ考えさせられた。

  • 明日からの日常のための参考書といったかんじ。既に実践済みのこともあるし、眉唾ものもある。これもまたひとつの「女」の解釈とでも認識しておくのがいいのかな。「さっさとその戦いから降りる」というのはなかなか潔くて賢い。見習おう。

  • 男性も勉強になる。
    つくづく女性とは考え方が違うと思って生きてきたけど、
    (性別としての女性ではなく)「女」の特徴をしっておくと、
    男性も余裕をもって接することができる。気がする。

  • あまりにも女性らしい人はニガテだなと感じていたけど、こういうことだったんだ。
    そういう自分も女性なのだから他人からしてみれば同じように鬱陶しいやつと思われているのかもしれない(笑)。
    現在は、無理に付き合わなければならない関係というものがないから(しいて言えばご近所付き合いくらい!?)気楽なものだ。
    嫌なら関わらないに限るね。

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