考えない台所

著者 :
  • サンクチュアリ出版
3.23
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801400146

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に、NHKの「おはよう日本」の暮らし関連のコーナーに、この本の著者である高木ゑみさんがVTR出演されていた。
    冷蔵庫の整理の仕方についてで、さして目新しい内容ではなかったが、細かい点でなるほどと思うところがあり、その通りに微調整すると使い勝手がかなり良くなった。
    高木さんはお上品でとても美しい方だったので、本も書かれたりするのかな~(単なる興味本位です)と思っていたところ、たまたま最寄りの図書館に著作があったので借りてみた。

    読後の感想としては…
    2015年に出版された本だからか、ほんの5年のことなのに炊事における「妻・母」の比重の重さにちょっと違和感を感じてしまう。
    婚姻・子持ちに関係なく、そこまで頑張る必要があるのかな?2017年に出版された佐光紀子さんの「『家事のしすぎ』が日本を滅ぼす」を2018年に読んでいたためか、そんな感想をもってしまった。

    また、100均グッズの活用を勧めているのだが、プラごみ問題が深刻化している今には、合致しない気がする。

    しかしその後、高木さんはきっと今にあった物を書いておられるであろう…そんな気がする。

  • 毎日食事を準備するのに、時間、体力、気力の無駄遣いをしていた結婚当初を思い出した。この本に書かれてあることは、結婚生活4年間で、自力で学んだ事が多かったけれど、個人的には今の自分に自信を持つことができた。結婚当初の私に、この本を渡してあげたい。

  • 縦長い野菜は縦て冷蔵庫へ
    玉ねぎのみじんぎりを冷凍保存

    を実践したいと思います。

  • 台所仕事はルールを作ると楽になるということ。そんなに斬新なことは書いてないけど、じゃあ実践してるかと言われるとしてないことばかり。ハードル低めの提案がたくさんなので、素直に真似するべきなんだろうなぁ、、(そしてできない)

  • 著者は料理家。効率を考えて、割り切りよく不要な考えを捨てられる、さっぱりした人の印象。
    「前夜の5分で翌日の準備をする」という考えに共感して著者に興味を持ち読んでみた本。思考経路が似ているのか、すんなり入ってくる内容だった。キッチンを手足のように使う人は、こういうことを考えているんだな。

  • 得るものいっぱい、はっとする部分あり。

    台所仕事の要領がよくなり、格段に仕事が早くなった! きれいに保つことで楽しくなり、気分も上がって夫からの評判もよし。革命が起きた。



    メモメモ

    p34 たっぷり香りをかぐ
    ハーブのさわやかな香り、ゴボウの土の香り、バターの焼ける香り

    p46 セール品の肉をまとめ買いする

    p64 (野菜)シンクの中で一気に洗い、むくものは一気にむいて、切るものも一気に切る

    冷蔵庫から一気に出す、トレイに乗せてしまうものも一気にしまう

    p67 直径10センチのお皿10枚用意
      切った野菜を用途別に皿に入れていくスープ用の玉ねぎ、ポテトサラダ用の玉ねぎ、野菜炒め用の玉ねぎ。つまり大きさや形の異なる玉ねぎを別々のさらに入れていく。玉ねぎを切るタイミングは一回で済む

    p73 皮むき器で、ゴボウのささがき 細かくてシャキシャキに。ごぼうの千切りも、皮むき器で薄切りにしてから包丁で千切りにすると最高の歯触りに。

    p84 塩を入れた湯で野菜をゆでると、繊維が柔らかくなって野菜事態にほんのり塩味が付き、本来の味やうまむ¥みが引き出せます。また、塩を入れることで沸点が上がり、温度を下げることなく鮮やかにゆでられます。

    p92 手作りの呪縛を手放す

    どうしても抵抗がある人は、レトルトパウチなどの常温でも劣化しないものとカット野菜は避けます。多くの薬品を使っているからです。

    p100 朝ごはん トレイやお盆を使う
    各自の朝食はそれぞれ、トレイやお盆にのせて定食風にセットします。食べ終わったらトレイごとさげてもらう
    飲み物こぼしてもとれいふくだけですむ

    夜の10分を利用する
    夜の10分が朝の30分を生み出します
    就寝前に食材と器をお盆の上にセット
    コーヒーやお茶も、湯を注いだらすぐに飲める状態にしておきます。


    177
    汚れない台所はぞうきn3枚で作られる
    蛇口のとなり、コンロのとなり、まな板(作業場)のとなりに置く。水や油が飛んだらすぐにふく。熱いうちに。

    181~
    五徳のよごれは熱いうちに重曹スプレー。こびりついたら、お風呂くらいの温度の湯にじゅうそう、30分つけてこする。
    シンクは食器を洗ったらそのスポンジで洗う。
    蛇口回りもピカピカに。

    ※ここの、食器洗いのスポンジとシンク洗いを共有すryというのは私にはちょっと抵抗があるポイント。ふだんシンクがあまりに汚いせいだけど… 毎日やっていればよごれもつきにくいし、ほんらい毎日洗うものであるとも気付いたので、とりあえず実践中。でも、さっそく洗えてない日もあるかな… どうしてもつかれて、洗い物自体後回しになってしまうとき。

    p183
    換気扇、3か月に1回掃除

    P194 こしょう
    くろ、しろ、みるでひくたいぷにすると香りが違う。

    →さっそく実践。買うだけで簡単。
    p198 ハーブソルト
    おにぎりを握ると格別。
    →これも実践! おにぎりはこれから。

    p206
    台所用はさみ
    なんでも切れる。葉野菜はもっぱらはさみで切り、いのこの石づき、ピザ

  • 冷蔵庫の収納について、もっと良くしたかったから読んでみたんだけど、家庭の大きい冷蔵庫目線しかなくて参考にならなかった。そんなにしまうスペースありませんよ。野菜室もチルド室もありませんよ。

    アーティシャルフラワー
    プリザーブドフラワー

    塩を入れた湯で野菜をゆでると繊維がやわらかくなって野菜自体にほんのり塩味がつき、本来の味やうまみが引き出せる
    肉は焼く直前に塩をふること
    塩をふってしばらく放置すると水分が出てしまい、良質な肉も硬くなってうまみも逃げてしまう

    本みりん:蒸したもち米、米麹、アルコールを熟成
    太白ごま油:焙煎せずに生のまま圧縮。ほぼ透明でごま特有の香りがしない。中華料理、和食、洋食、菓子作りにも活躍。
    エキストラバージンオイル:醤油と相性抜群。冷奴、刺身、酢の物、肉じゃが、塩焼きの魚、肉、そばつゆ、ひじきの煮つけ
    ハーブソルト:洋食はもちろん、和食にも。おにぎり、卵焼き、浅漬け、塩焼きそば
    アメリカ産のマヨネーズ:酸味がなくまろやかな口当たり。ポテトサラダ、えびマヨ、ドレッシングと抜群の相性。ベストフーズ社のリアルマヨネーズ

  • 目新しい情報はなし

  • 当たり前のことしか書いてなかった。

  • たいしたことは何も書いていなかった

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著者プロフィール

料理研究家・台所改善コンサルタント。1985年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、イギリス、オーストリア、アメリカへの留学で世界各国の料理に出会い、本格的に料理の道へ。大学在学中からさまざまなレストランで調理を学び、2009年エコール辻東京フランス・イタリア料理マスターカレッジを卒業。東京・中目黒にて料理教室「ガルシェフ料理塾」を主宰しながら、メニュー・商品開発、出張料理、企業とのタイアップなども精力的に行う。料理をはじめ台所をきれいに保つノウハウが話題となり、生徒数1,000人を超える予約の取れない料理塾に成長する。2020年10月、ステージⅣの肺がんを告知される。2021年3月28日永眠。享年35。

「2021年 『こころが整う台所』 で使われていた紹介文から引用しています。」

高木ゑみの作品

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