シグマフォース シリーズ⑥ ジェファーソンの密約 下 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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本棚登録 : 259
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (414ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801900356

感想・レビュー・書評

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  • 面白かったです。
    今回はぺインター・クロウの活躍でしたけど、コワルスキーとの相性がいいんだか悪いんだかのやり取りにニヤニヤしてしまいました。
    初期のアメリカ先住民はアジア起源と言うのに驚いたのは私だけ?
    それにしてもこのシリーズに登場する人達がそれぞれとても魅力的で素敵です。子どもがからんでくるとちょっと弱いのですが、カイが実に勇敢な少女でした。
    グレイのママはとても残念でした。
    父親の病室の外でのセイチャンの言葉に思わず涙してしまいました。
    さて次も読まないと、10月には新書も出るんですね、予約注文始まってますが、楽しみです。

  • ジェームズ・ロリンズによるシグマフォースシリーズ第6弾の下巻。
    舞台はユタ州からアイスランドときてついにイエローストーン国立公園にたどり着く。ここは日本の富士山と同じように定期的に噴火を繰り返してきた火山地帯で、前の噴火から数えていつ噴火してもおかしくない状況になっているという。この事実を踏まえてナノマシンによる地盤の崩壊が地球規模の災厄を招きかねないスリリングな展開を用意するあたりはもはや作者の視点に脱帽の感すらある。
    一方で訳者あとがきにもあるように、主役であるはずのグレイよりも司令官ペインターの活躍が目を見張る。ギルドの工作員・ラフの周到な計画に翻弄されながらも常に先を読み、抜きつ抜かれつの頭脳戦を繰り返すところは手に汗握る展開となる。
    本作は舞台がアメリカだったが、同じ巨大火山を抱える日本を舞台に物語が展開したらどうだったろうと妄想しても面白い。

  • 2014.11.12読了。

著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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