THE MIDAS CODE 呪われた黄金の手 上 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801900578

作品紹介・あらすじ

ロンドンのオークションハウスで起きた強奪事件。盗まれた品の中には、"アルキメデスの写本"も含まれていた-。8ヶ月後、シアトル発のフェリーに乗ったタイラー・ロックは、謎の男から「船内の爆弾を解除しろ」と迫られる。古典学者で人気テレビ番組の司会者ステイシー・ベネディクトとともに、爆発までわずか30分という厳しい状況に対峙するが…。実はその男は、タイラーの父親と彼女の妹を誘拐しており、タイラーたちにある要求を出す。それは「ミダス王の伝説の秘宝を見つけ出せ。期限は5日間」という難題だった。2人はアルキメデスが遺した数々のヒントを頼りに探索を開始。同じ宝を探す別の一派に命を狙われつつも、世界を股にかけた危険な冒険の旅へ繰り出していく。

感想・レビュー・書評

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  • タイラー・ロックシリーズ2作目。今回はミダス王の黄金の手が主題。なかなかおもしろいが、ヒロインは交代しておりちょっと寂しい。シグマフォースみたいにチーム一丸でと言うのが好きなので。下巻に期待。

  • 面白かったです。
    突然の謎の電話からはじまるストーリーは前作よりもスケールが増しているような感じでした。一作目よりこちらのほうが好きです。
    詳しくは下巻に

  • ボイド・モリソンによるタイラー・ロックシリーズ第2弾上巻。
    前作でいい感じの中になったと思われたディララとタイラーはいつの間にか自然消滅していたようで、ディララは出てこない代わりに、これまた魅力的なブロンド美人が登場する。テレビ番組の顔であり、ギリシャ語やラテン語などを含めた古典学に精通していて、探検もこなすというびっくりスーパーウーマン、ステイシー。彼女の妹とタイラーの父・シャーマンが誘拐され、二人の安否を気遣いながらタイラーとステイシーが謎解きを迫られる。
    本作も前作同様、うんちくがちりばめられていて、特にアルキメデスの天才性が非常に強調されている。ミダス王についてもほとんど知らなかったが、ロバの耳の王様がミダス王という記述もあり、ちょっとびっくり。
    あいかわらず物語はテンポよく進むので、一気に読み進んでしまう。タイラーやグラントが元軍人で博士号などを持っている上にプライベートジェットも乗り放題な会社に勤めている(タイラーは共同設立者)なんていう設定自体はありえないが、おもしろければ許せるか、と思わせる作品。

  • ミダス王の黄金の手
    コレも凄いけど、ミダスに至るアクションに圧倒された。
    一気に下巻へ

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