ふくしまノート 2 (すくパラセレクション)

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  • 竹書房 (2015年3月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801902480

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ふくしまノート 2 (すくパラセレクション)の感想・レビュー・書評

  • 原発事故後のリアルな福島を切り取った「ふくしまノート」の第2弾です。
    原発事故後、それぞれの立場で放射線の影響と向き合う人々の姿が描かれています。
    食品等の放射線測定をする人、農業を生業とする人、医療に従事する人、子どもたちを見守る大人たち、そして子どもたち自身。
    原発事故発生から時間が経ち、関心が薄れゆく中だからこそ読んでおきたい一冊。
    前作同様コミックエッセイ形式なので、シビアな内容も読みやすいです。
    様々な立場の人々が、これまでずっと放射線の影響を受け止め続けてきている。そのことを改めて考えました。
    放射線や原発事故の問題に向き合う方法も様々。自分はどのように向き合っていくのかをこの本を読んで考えてみてはいかがでしょうか。

  • 借りたもの。
    前巻よりも生活に密接な部分に踏み込んでいる。
    原発事故を受けて、懸念される内部被曝――その要因となりうる食に関する事を掘り下げている。
    福島の方々でさえ、地域によって、隣近所によって価値観・考え方が異なり、情報に翻弄されている気がする……それを痛感する。
    マスコミが安全と報道しても説得力が無く感じていた事は具体例を挙げられて腑に落ちる部分もあった。

    放射線量は地域によってもまちまちで、福島の人達はどう折り合いをつけてその大地で生きるかを模索している……
    震災で物流が遮断されても、循環型産業はそれに影響されなかった。だが、原発事故を受けて、循環するためにあらゆるものに影響を受けてしまう。
    土壌からセシウムを取り除く実験、ひまわり油、バイオガスプラント……
    あらゆる試みをされていらっしゃった。
    各家庭でも自家製栽培の野菜をセシウム検査し、場所や作物によってセシウムが検知されなかったり、異常に高かったりと、3年を経てようやく、少しずつ分かってきた事があるようだ。

    nhkドキュメンタリーであった、『被曝の森はいま』を思い出す。
    http://www.nhk.or.jp/wdoc/backnumber/detail/110510.html
    同じ内容と思われるものは『被ばくの森から ~チェルノブイリの生態系~ 』(http://booklog.jp/item/1/B0095EPV9C)だろうか?
    これを読むにあたって参考になると思う。
    だが、コミックでも言及されていたが、チェルノブイリと日本では、爆発した状態も土壌も異なるので、一概には言えないようだ……

    一体何が安全で、何に注意が必要なのか――
    結局のところ、誰も(日本人はおろか、海外の方々も)確かな事は言えないのかも知れない。
    まだまだこれからなのだ。

  • 報道されることが少なくなった福島のその後です。
    医師、農業関係者、子供、障碍者などに取材した内容が描かれています。
    福島県内でも住んでいる所によって被害、意識、補償内容に差があり、また同じ場所でも人によって温度差があるので、色々難しいなあと思いました。
    非常に有用な本だと思います。

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ふくしまノート 2 (すくパラセレクション)の作品紹介

漫画家・井上きみどりが3年間の取材を元にメディアが取り上げない「福島県」の本音を綴る!

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ふくしまノート 2 (すくパラセレクション)のKindle版

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