シグマフォース シリーズ⑦ ギルドの系譜 上 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801902749

感想・レビュー・書評

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  • このシリーズ中、一番の作品です。
    「対ギルド」の完結編らしいですが、お話しはまだまだ続くし、内容もひと段落でやれやれではないです。

    あいかわらず、ノンストップのアクション展開であっという間に最終頁という感じ。

    今回から、ケイン(犬)が初登場!!
    タッカーとケインの外伝もあるとのこと、本編よりそっちだな。ケイン最高!

  • シグマフォースシリーズ。大統領の娘が誘拐された。大統領がシグマを救出作戦に指名しグレイ達がソマリアに向かう。新たなメンバー、ハンドラー・タッカーをチームに迎え入れ、追跡を始める。今度のテーマは遺伝子と不老不死、科学要素がメインで歴史要素は控えめになり、アクションが多めの本作では、とうとうギルドと決着をつける。最後まで一気に読めるエンタメ小説でした

  • とうとうギルドの歴史と真実に踏み込む場面まできましたね!
    今回も遺伝子操作に関する内容。
    家系図は遺伝子の歴史でもあるんですね〜。

  • 今回も緊張感がハンパない。後半が楽しみだな。

  • 下巻にまとめます。

  • あれ、これでギルドは終わりなのかな?
    結構なあっさりした終わりかただったなぁ。
    相変わらずスケールがでかくてスピーディー。
    まさかセイチャンが真の血族だったとは。
    モンクとキャットの夫婦が一緒に活躍するのが嬉しいから次刊も期待!!

  • "合衆国大統領の娘がさらわれた。国家間の陰謀では無いようだ。では、なぜ彼女がさらわれたのか?妊娠していた子供は?謎が謎を呼ぶ。

    今回は、不死についてが科学的テーマ。すでに人類は不死の技術を手に入れているというのだが・・・

    下巻が楽しみ。"

  • 読書録「ギルドの系譜(上)」3

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p42より引用
    “前に父の報告書か何かで、海外に暮らす
    ヨーロッパ人の中には海賊という新しい事業
    に金のにおいを嗅ぎつけ、支援と資金援助を
    行っている者がいるという話を読んだ記憶が
    ある。”

    目次から抜粋引用
    “海賊
     天国と地獄”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第七弾上巻。
     十二世紀初頭、死体に溢れる戦場を、一人
    の騎士が馬に乗り移動する。目的地の要塞へ
    たどり着き、地下で待つ戦利品へと足を進め
    た…。

     上記の引用は、大統領の娘に起こった出来
    事に関する一文。
    昔、大航海時代にも、国が海賊を援助して、
    他国の商戦を襲わせていたと、習ったような
    気がします。今も昔も、人のやることはあま
    り変わらないのかもしれませんね。
     海賊ビジネスや臓器売買と、血生臭い現実
    がテーマに使われていて、少し好みが分かれ
    そうな話となっています。他人のはらわたを
    奪ってまで、無理矢理生きるのは、いかがな
    ものかと思いますが、そんな立場に立ってみ
    ないと、本当の気持ちを知ることは出来ない
    のでしょうね。
     シグマフォースに最大の危機が訪れます。
    下巻での展開が大いに期待される一冊となっ
    ています。

    ーーーーー

  • 胎児が絡む人体実験はさすがに戦慄を覚える。そして今回は出来すぎ感のない展開で好印象。かなり不利な状況に追いこまれて、さあどうなる?

  • 先読みはいけないのだが、本作を読んでいるとシグマフォースの終焉が近づいているような気がする。僕であれば次回作が終焉なのだが、本作後に3作品あることからホッとする感はあるのだが、嫌みのような才能には嫉妬する。

    合衆国大統領の娘とその孫が誘拐され、捜査に飛び込むシグマの面々。久しぶりに母親から隊員に戻り全線で活躍するキャットに立ち直りを見せる夫であるモンク。相変わらずのコワルスキの余裕たっぷりの面白さは健在だし、ペインターにリサにグレイも大活躍。

    「ギルドの系譜」

    なんといってもセイチャンの生い立ちの秘密が暴かれる!それにしても…ロリンズの作品は世界に存在する科学が発想となり物語が形成されている。正直読んでいるうちにフィクションなのかノンフィクションなのかわからなくなる時がある。常に思うのは世界のどこかで同じことが起こっているんじゃないだろうかということです。

    物語りの始まりはテンプル騎士団の始めの9人の中の一人名前の記載されていない騎士の話から始まっていく。本当に頭の中が新しい血騎士で洪水です

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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