メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動 (ラズベリーブックス)

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著者 : M.C.ビートン
制作 : 桐谷 知未 
  • 竹書房 (2015年4月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (460ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801902862

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メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動 (ラズベリーブックス)の感想・レビュー・書評

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  • 楽しく読めるヒストリカル・ロマンス。
    最近ではアガサ・レーズンのユーモア・ミステリ・シリーズで知られる作家さんですが、ロマンスものを多く書いていたんですね。

    1807年、ロンドン。
    高級住宅地のメイフェアですが、67番地は不運な屋敷として知られ、借り手がつかない。
    召使たちは暇をもてあましていました。
    というところへ、フィオナという美しい娘を連れて、お金に困っている後見人が、花婿探しに来たのです。
    綺麗なだけでぼんやりしているように見えて、実は賢いフィオナが、召使たちの力も借りて、好きになった伯爵の心を射止めるまで。
    安定した筆致で、面白おかしく読ませてくれます。

    続いての作品「メイフェアの勇敢なシンデレラ」も収録。
    次の借り手は、ハート大佐一家。
    絶世の美女の姉と比べてぱっとしない次女のジェーンが主人公。
    姉ばかり溺愛する母親にかまってもらえず、チャンスを逃しそうになりますが。
    フランス人の侍女の手を借りて変身!
    憧れだった男爵と、いろいろあって、ついに‥
    いぜんの屋敷の住人に起きた事件を解決するというサブストーリー付き。
    やっぱり、ミステリも好きだったのかな。

    召使たちの人間模様も色々あり、それがシリーズとして繋がっていくらしいですね。
    「ダウントン・アビー」ではないけれど、英国の上流階級と召使たちの二重構造の物語の楽しさって、いぜんからあるんですねえ。
    時代的にはむしろ「高慢と偏見」といった作品が好きな人にもおすすめ☆

  • ロンドンの高級住宅街メイフェアのある屋敷は住人が次々と自殺、賭博による破産、謎の死に見舞われたため“不運な屋敷”と呼ばれていた。
    その悪評から家賃が安くても借り手がつかないのだが…そんな噂を知らずに美しい娘フィオナとその後見人が花婿探しのため、社交界にデビューするシーズン期間屋敷を借りることに。
    ぼんやりしていて何を考えているのかよくわからない、誰もが彼女のことを美しい外見だけの娘と思っていたが―。
    喜劇役者のような執事、腕は確かだが怒れる料理人、気取りやの従僕など屋敷で働く個性豊かな使用人達が活躍する、表題作他「メイフェアの勇敢なシンデレラ」収録のロマンス連作。

    表題作は見目麗しさを前面に出して、頭の良さを隠し周りを誘導するヒロインが面白い!
    身分違いが切なくもあるけど。

    2話目はロマンスと共に不審死を遂げた以前の住人の真相探しのミステリーもありで楽しかった。
    前話で幸せになったはずの2人が冒頭でとんでもないことになっててビビりましたが…
    美人の姉の陰で自身の美しさに気付けなかったヒロインが開花するのも良かった-
    しかしヒーローはフォロー下手すぎじゃないか?

    どちらの話も知識が無かった(ふりした)り幼さで貴族社会のルール違反しちゃったりが面白くも切なさを感じさせて、保護者の無関心、放任が気になったけど…
    ホットなシーンはなく、貴族、使用人の生活の描写も面白く読めました。
    シリーズは全6作で完結済みだそうで、残りの翻訳も全部出して欲しいな-

  • 中編2作、最初のが良い。ジョージェットへイヤーに雰囲気が似ている。

  • ロマンス小説…なのかな?一冊に2話入っていて、1話が結構短いのでサクサク読めます。割とドタバタな、コメディ風味で楽しんで読めました。ちょっとピリッとした毒のある感じというか容赦のない感じもあって痛快。登場人物の心理描写を丁寧に読みたい時には不向きかも。
    主役は屋敷の使用人達なので、屋敷の借主の恋愛パートは割とあっさり進んで行く感があります。使用人達には幸せになって欲しいな。続きも買ってあるので読むのが楽しみ。シリーズは全部で6話書かれているらしいので、以降の邦訳も早く出るといいな。

  • ヒロインのラブストーリーは王道ですが、それをとりまくメイフェアの“不運な屋敷”の使用人達の言動が物語に花を添えており、喜劇的な要素のある楽しい作品。
    主人公視点からのロマンス小説を読み慣れているだけに、古典的ともいえる視点からのロマンスというのも新鮮だった。

    あらすじなど下記
    http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5386.html

  • 久しぶりに続きが読みたくなるほどヒットした本。
    レーベルから、もしかしてハーレクイーンなのかなといろんな意味でドキドキしていたけれど、ちょっとイチャつく程度の描写だった。良かった。

    ハーレクイーンではないものの、ハンサムで地位もお金も情もある男と、若くて美しく、そして素養とユーモアがある女性がどたばたの末にくっつくというある意味王道ラブロマンス。
    メインはそこだとしても、その脇を固める家僕たちが個性でおもしろい。あれだ、これはイタリアの道化的な役割だ。アルレッキーノとか。

    時代的描写も嘘くさくなくていい。
    19世紀初頭のロンドンの貴族的生活を垣間見たい人におすすめ。

  • 群像劇

  • 2話収録 メイフェアにある不運続きの屋敷が舞台
    ①最初はヒーローが地位も財産もないヒロインとは、結婚できないと言ってたのに何故にヒロインに傾いたのかが弱い
    ②フランス人メイドが謎の存在だったけど、情に流されない割り切り女性だった
    使用人たちに段々愛着出てくる みんな幸せになって欲しいな デブ猫、ムーチャーもね
    〈走る従僕〉が気になる 行ってみたいw 

  • 酷薄な管理人のパーマーが仕返しされるところが読みたかったなぁ。

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メイフェアの不運な花嫁 英国貴族の結婚騒動 (ラズベリーブックス)の作品紹介

"不運な屋敷"-ロンドンの高級住宅街メイフェアの、ある屋敷はそう呼ばれていた。なぜかその屋敷を借ると、みな不幸に見舞われるのだ。そのため家賃は安くても借り手がつかない。そこで働く使用人たちも、喜劇役者のような執事、怒れる料理人、気取り屋の従僕など、くせ者ぞろい。そんな悪評を知らずに屋敷を借りたフィオナという美しい娘と後見人が花婿探しのためにやってくる。彼女は貴族と結婚するために社交界にデビューする気らしいのだが、ぼんやりしていて何を考えているのかよくわからない。誰もが彼女のことを美しいだけの娘と思っていたが-。個性豊かな使用人たちが活躍する、『ダウントン・アビー』ファン必読のシリーズ!

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