シグマフォース シリーズ8 チンギスの陵墓 上 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801905085

作品紹介・あらすじ

ダークエネルギーの調査をしていたアメリカの軍事衛星が、彗星の尾に接近した後、地球に墜落する。通信が途絶える直前に衛星から送られてきた画像がとらえていたのは、廃墟と化した四日後のアメリカ東海岸だった。一方、ローマのヴィゴー・ヴェローナのもとに届いた古い頭蓋骨にも、四日後に地球が滅びるとの予言が記されていた。シグマフォースのペインター・クロウ司令官は、モンク・コッカリスたちを派遣し、ヴィゴーとその姪のレイチェルとともに、頭蓋骨の送り主がいるアラル海に向かわせる。その頃、死んだと思われていた母親の行方を探してマカオを訪れていたセイチャンが、何者かに拉致される。グレイ・ピアースとジョー・コワルスキは、セイチャン奪還のため北朝鮮の平壌に乗り込んだ。

感想・レビュー・書評

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  • また、話しがでかくなったなぁ。

    前の巻がすごくおもしろかったので、ちょっと評価さがるかな。
    でも、相変わらずのジェットコースター感満載の小説。

  • シグマフォースシリーズ。墜落した衛星から送られた映像は4日後の光景だった。未曾有の災害がアメリカと世界を焼いている。ヴァチカンのヴィゴーのところに古い友人から本と頭蓋骨が届く。その本には世界の終わりに対する警句が書かれていた。それは奇しくも4日後だった。グレイはセイチャンと彼女の母親の行方を探していた。
    墜落した衛星の破片を回収し、ヴィゴーの友人を訪ねる。
    前巻のギルドとの対決から新展開としてダークエネルギーとチンギス、全く無関係そうな2つをつなげる大胆なストーリーだが眉唾度もかなり高い。そして終盤には衝撃的な展開が待っている。賛否両論あると思う話しだった

  • シリーズ第2幕開始ですね!
    チンギスハンのお墓を求めて世界巡り。
    隕石の接近と残り時間にドキドキしながら読みました。
    アッティラ王の話ががチョロっとしか出なかったのがちょっと残念。

  • 下巻にまとめます!

  • レイチェルとヴィゴーが出てきたー!!
    セイチャンもお母さんに会えて良かったー!!

  • "彗星の尾に衛星を送り込んだアメリカ。その衛星が墜落するときに撮影した映像は、96時間後の映像だった。しかも廃墟となった東海岸が写っていた。4日後にこの写真のようになってしまうのか?その謎を追いかける。

    グレイとコワルスキとセイチャンはセイチャンの母親の行方を追ってマカオに。
    手に汗握るアクションが気持ちいシリーズ。一気読み間違いなし。"

  • 読書録「チンギスの陵墓(上)」3

    著者 ジェームズ・ロリンズ
    訳 桑田健
    出版 竹書房文庫

    p224より引用
    “ だが、世界は大きく変わった。現在、モ
    ンゴル経済は鉱業に牽引されて世界有数の成
    長率を記録している。この国の真の宝はチン
    ギス・ハンの失われた陵墓の中にではなく、
    石炭、銅、ウラン、金など、一兆ドルを上回
    ると試算される天然資源の鉱床の中に眠って
    いるのだ。”

    目次から抜粋引用
    “墜落・炎上
     聖人と罪人”

     機密部隊・シグマフォースの活躍を描いた、
    長編アクション小説。シリーズ第八弾上巻。
     フン族の王・アッティラ、周囲の国から恐
    れられた王が、今、行きを引き取ろうとして
    いる。暗殺に成功したのは、婚礼を終えたば
    かりの花嫁だった…。

     上記の引用は、民主化後のモンゴルの様子
    について書かれた一節。
    金額が大きすぎてピンときませんが、大変な
    資源を持つ国ということはわかりました。
    ただ、これだけの資源をほったあとの事を考
    えると、写真等で見るモンゴルの風景が、大
    きく変わってしまうのかと思うと、少し複雑
    です。広々とした草原が、穴だらけになって
    しまうとね…。
     最初から急展開で、短いタイムリミットが
    告げられます。読んでいると、もっと長い時
    間がかかっているように錯覚するのですが、
    それだけ内容が詰まっているのかも知れませ
    ん。

    ーーーーー

  • 序文の科学的事実にて、「現実」とは洞窟の壁に揺れる影かもしれない、という話は、他のSF小説でも心に響いたネタだったので、期待。
    いつものように、世界の終わりまでは時間がない。

  • 下巻で

  • 少しパターン化してきた。ギルドとの戦いで終わっておけば良かった。

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著者プロフィール

[著]
ジェームズ・ロリンズ
James Rollins
1961年イリノイ州生まれ。1990年代後半から作家としての活動を始め、2004年に発表した『ウバールの悪魔』に登場した「シグマフォース」を、2005年の『マギの聖骨』から本格的にシリーズ化。歴史的事実に基づきつつ、最新の研究成果や科学技術を取り入れて構成した緻密なストーリーには定評があり、アクションシーンの描写でもアメリカで一、二を争う作家との評価を得ている。「シグマフォース・シリーズ」から派生した、元兵士のタッカー・ウェインと軍用犬ケインを主人公とする「タッカー&ケイン・シリーズ」(グラント・ブラックウッドとの共著)は、『黙示録の種子』『チューリングの遺産』の二作が刊行されている。また、少年少女向けの冒険シリーズとして『ジェイク・ランサムとどくろ王の影』を執筆している。
ジェームズ・ロリンズのオフィシャルサイト
■http://www.jamesrollins.com

「2022年 『セドナの幻日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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