トクホを買うのはやめなさい 医者が教える実は危ない食品 (竹書房新書)

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著者 : 内海聡
  • 竹書房 (2015年11月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801905436

トクホを買うのはやめなさい 医者が教える実は危ない食品 (竹書房新書)の感想・レビュー・書評

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  • トクホの闇。食品の闇が数々書いてある。どれも可能性レベルの話ばかりだが、判断力のある人なら読んでみてもいいとおもう。

  • 糖質制限に関する本を読んでいた最近、本屋さんの店頭で、この本を見つけました。意識が向いていると出会うものなのでしょうか。

    5年ほど前、我が家にあった体重計で体脂肪が30%であった私は、トクホである「ヘルシア」を一か月間飲み続けて、体脂肪率が20%を切るまでになったので、トクホ製品を信じていました。

    そんな私にとって、この本のタイトル:「トクホを買うのはやめなさい」は刺激的で、手に取ってしまいました。この本には、トクホ食品の警告だけではなく、朝食を摂取する必要がない理由等、人間の歴史やほかの動物を例に挙げて説明している点が興味深かったです。

    安心して食べれるものが如何に少なくなっているか、思い知らされた本ですが、少しでも体に良いものを食べていきたい思い直した本に出会えて良かったです。

    以下は気になったポイントです。

    ・トクホは1991年に特定保健用食品という制度が生まれてから、20年以上も前から存在する制度。1993年に初めてアトピー皮膚炎用の除たんぱく米と低リンミルクが許可されたが、2つとも疾病者を対象としていたため、後に除外される(p17)

    ・厚労省はトクホの審査条件を緩和していき、現在では900品目が流通している。許可を受けたのが1200品なので、300品が何等かの理由で流通できていない。エコナは脂肪が付きにくい油とされたが、後に発癌性があることがわかり販売中止となった(p18)

    ・高濃度カテキンには、肝機能障害をもたらすという疑いがある。高濃度カテキン入りのサプリメントは販売禁止になっている国もある(p24)

    ・健康診断などで決められている基準数値には意味がないということは「薬が人を殺している」に述べられている(p24)

    ・濃縮還元とは製造工程のことで、これにより野菜に含まれている栄養素はほとんど失われている、食物繊維は飲みにくくなるので取り除かれている(p27)

    ・人間の体は、現代のように食べ物が溢れかえるような事態を想定していない、なので一日三食は食べ過ぎのカロリーオーバー。成人の場合、一日二食でも十分。朝食よりも、昼食と夕食を食べるべき(p28、30、34)

    ・カロリー摂取しているが栄養は摂取できていないスカスカの食事の代表例が、直接糖。具体的には、砂糖類や、精米された白米、白い小麦、白い炭水化物、ハチミツ、黒砂糖もその種類(p31)

    ・脳はブドウ糖しか栄養にできないというが、私達に体には糖質を使わずにエネルギーを作る機能がある。一つは糖新生、もう一つは、肝臓が中性脂肪を脂肪酸に分解、そしてケトン体という物質にまで分解する機能(p33)

    ・血糖値だけあげると一時的に幸せになった気持ちになれる、それこそが砂糖。この世で最も古い歴史のある覚せい剤といわれるゆえん(p34、120)

    ・朝起きて空腹感を感じるのは、一日活動するための準備完了のサインであり、朝食を欲しているわけではない。人類は狩猟採集による生活を送ってきたが、朝起きていきなり食料を手にすることはできなかった(p36)

    ・古い時代の狩猟採集民族、農耕民族は、現代病といわれる病気や生活習慣病といわれる病気がほとんど無かった(p36)

    ・ファーストフードや、ファミリーレストランに代表される大手チェーン系はできる限り利用しない(p41)

    ・1940年代の後半までは、日本人の死因は、結核等の感染症、脳血管系疾患、老衰、外傷が多数を占めていた。(p42)

    ・1950年まではアメリカでの癌による死亡者は日本の2倍程度であったが、2000年には逆転(アメリカは1990年比較で減少)、2010年には日本が1.5倍程度になった(p43)

    ・人間の体は飢餓に耐えるようにできているので、お腹いっぱいに食べる(食べ過ぎ)という状態が続くのは体にとって異常事態(p45)

    ・食べ過ぎないようにするには、量より質を上げることが重要。参考にすべきは、野生動物や先住民(p46、53)

    ・昔の日本人や先住民族が短命であったと思っているが、確かに平均寿命は短いが、これは緊急医学と感染症の医学が発展していないので、幼児死亡率が高かったり、外傷や感染症で死にやすかった(p63)

    ・GMO作物の食品表示が義務付けられているのは、豆腐・納豆・コーンスナック菓子、ポテトスナック菓子等、33品目に限定(p82)

    ・多くの店で売られている野菜や果物のほとんどは、F1種と呼ばれる雑種一代の作物。毎年農家は新しい種を買う必要がある(p86)

    ・サラダ油の原料は、個別油を混ぜ合わせて作ったブレンド油、製造工程でノルマルヘキサンという劇薬使用、GMO作物が原材料の場合もある(p94)

    ・多くのカット野菜は、変色防止と殺菌処理のために、次亜塩素酸ナトリウムという消毒剤を使用している(p97)

    ・野菜の真贋を見分ける方法として、食べずに放置しておく。本物の野菜は水分が蒸発して枯れるが、偽物の野菜は溶けたり腐ったりする(p102)

    ・肉が問題となるのは、飼育方法で、1)国籍、2)餌(アメリカではレンダリングプラントといって動物の死骸をミンチや粉にする)、3)育った環境、4)投薬(安い肉は大量の抗生物質、成長ホルモンが投与)、がポイント(p103)

    ・お薦めのお肉は、馬肉・ラム肉・獣肉(シカ、イノシシ等)、天然の鳥獣肉であるジビエは理想的(p106)

    ・成形肉という偽物の肉が流通している。くず肉や内臓などを軟化剤で軟らかくして、接着剤(結着剤)で形を整えたもの、霜降り改造のために脂肪をインジェクション加工、安いネギトロも同様の加工(p110)

    ・ノルウェー産サーモンには、エンドルスファンをいう毒性の強い薬品が認可されたものが使われている(p113)

    ・砂糖を摂取していけないわけは、人間の体は砂糖を直接とるようにはできていない。砂糖は糖化をすることで活性酸素を生み出し、過酸化を誘導して、最終的に様々な病気を誘発する(p115)

    ・牛乳を飲み続けると、乳糖にふくまれているカルシウムを吸収できないばかりか、他の食品から摂取したカルシウムまで体外に排出して骨がすかすか(骨粗鬆症)となる(p130)

    ・母子手帳の制度は昭和23年に作られたが、実は乳牛メーカがつくったもので「牛乳(粉ミルク)を飲ませるように」としっかり明記されている(p132)

    ・豆乳に使われている大豆には、GMOが多い(p133)

    ・最近はやっている無化調(化学調味料無添加)ラーメンが注目されるのは、うま味調味料の危険性を認識している人が増えているからかも(p135)

    ・電子レンジで温めることで、プラスチック容器から有害物質の溶出が指摘される(p138)

    ・一日二食にすれば、1.5倍食材にお金をかけることができる(p148)

    ・よいと考える食材は、春:苦味(山菜等の春野菜、老廃物の排出)、夏:体を冷やす食べ物(上に向かって育つ野菜:トマト、ナス、ピーマン等)、秋:ジビエ(鳥獣肉)、冬:鍋(p153まで)

    ・食品表示ラベルは、原材料名を見るべき、数が多ければ多いほどその食品は危険(p155)

    ・コンビニやスーパーで買うのをやめて、食品表示ラベルを見る習慣をつけるべき(p160)


    ・食生活を変えるのならば、調味料から、さ:酒、し:塩、す:酢、せ:醤油、そ:味噌である(p160)

    ・偽物醤油に入っているものは、脱脂加工大豆(油を取った搾りかす)、アミノ酸液(味をごまかす化学薬品)、ブドウ糖果糖液糖(同左)、カラメル色素(p161)

    ・塩は、マグネシウムやカリウムなどのミネラル成分の表記があるものを選ぶべき(p164)

    ・味噌の原材料は、米・大豆・麹のみ、それ以外の原材料があれば注意(p165)

    ・みりんの原材料は、米・米麹・米焼酎から作られるもの、2年以上長期熟成された純米本みりん、がお薦め(p166)

    ・酢は原材料が、米だけの純米酢を選ぶべき。古米や食べられないような屑米でも原材料が米であることには変わらないという問題点がある(p167)

    ・お米は、自然農で育てている、ササニシキの玄米が良い。コシヒカリやその後の種は、ササニシキに放射線を当てて改良(改悪)している種である。遺伝子は傷ついている、白米にしてしまうと砂糖と同じ(p172)

    ・ねばねば食品が健康への早道、納豆・山芋・オクラ・鰻・魚のヒレ・豚足・軟骨、これらはムコ多糖類であるが精製糖とことなり問題ない(p175)

    ・ねばねば食品と一緒に食べたいのが発酵食品、味噌・醤油・納豆・漬物・塩麹・梅干し(p176)

    ・本物のオリーブオイルは、濃い緑色のガラス瓶に入っている、ペットボトル入りは不可。酸化しやすいので(p178)

    ・とるべき食物は、「まごはやさしい」、ま:豆類、ご:胡麻、は(わ):わかめ等の海藻類、や:野菜、さ:魚、し:シイタケ等のキノコ類、い:イモ類、注意点として、芋はジャガイモとサツマイモは避けて、長芋、ヤマトイモ、里芋等のねばねば食品にする(p180)

    ・身近にある生薬としては、生姜・山椒・大蒜・山芋・紫蘇・山葵・韮白(にら)・蜜柑(温州みかんの皮を乾燥)・オクラ・牛蒡・イチジク・小豆・棗(なつめ)・胡麻(p187まで)

    ・現代の毒は脂肪にたまる、綺麗な脂肪をいれるようにすべき、脂溶性毒を抜くには、汗をかき、脂肪を燃焼するのが効果的、運動よりも低温サウナによる汗かきが良い(p193、194)

    ・断食をする場合、朝食を抜くのが一般的(p197)

    ・TPPには色々問題点がある、ラチェット条項・NVC条項(TPPに違反していなくてもアメリカ政府が米国企業になりかわって国際機関に日本を提訴可能)・ナップバック条項(アメリカだけが輸入関税撤廃を無効にできる)が指摘されている(p200)

    2015年12月5日作成

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トクホを買うのはやめなさい 医者が教える実は危ない食品 (竹書房新書)の作品紹介

「トクホコーラ」の中身は発ガン性が疑われる有害添加物だらけ。ゼロカロリー食品は逆に太りやすい!毎日飲んでいる野菜ジュースは濃縮還元時に肝心の栄養素がごっそり抜け落ちている意味のないシロモノ。「豆乳」の原材料に遺伝子組み替え大豆が。「働き盛りのガン患者急増」の本当の原因は「高齢化」ではなく「食」にある!今ネット上を中心に最も注目されている内科医・内海聡が、知れば知るほど怖い食品の裏側を教えます。また、安全かつ健康が回復していく食事についても解説する1冊。

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