クリス・ブロンソンの黙示録2 預言者モーゼの秘宝 上 (竹書房文庫)

  • 竹書房
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784801906129

作品紹介・あらすじ

イギリスの刑事クリス・ブロンソンは遠く離れた異郷の地、北アフリカはモロッコの首都ラバトに出張していた。現地でイギリス人老夫婦オコーナー夫妻の交通事故死について調査するためだ。しかし調査を進めるにつれ、次第に不審な点が露わになってくる。どうやら夫妻はある古代の粘土板を巡るトラブルに巻き込まれて殺されたようなのだ。これは単なる交通事故なんかじゃない…そしてそのことに気づくや否や、ブロンソン自身にも危険が迫る。相手はその粘土板のためなら殺人をもいとわぬ恐るべき連中だ。ブロンソンは元妻で大英博物館学芸員のアンジェラ・ルイスと力を合わせて、粘土板の秘密を追求することを決意する。それはまさに預言者モーゼにまつわる伝説の宝物を追い、はるか紀元前から現在まで続く悲しいユダヤの歴史をたどる大冒険の幕開けを告げるものだった-。

感想・レビュー・書評

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  • 読書録「預言者モーゼの秘宝(上)」3

    著者 ジェームズ・ベッカー
    訳 荻野融
    出版 竹書房文庫

    p51より引用
    “「わかりますよ。誰かがやらなくてはなら
    ない、ですよね」ブロンソンは時計を見て、
    ぼさぼさの黒髪をかき上げながら立ち上がっ
    た。”

     イギリスの刑事を主人公とした、アクショ
    ンサスペンスミステリ長編小説。シリーズ第
    二弾。
     紀元73年、ローマ軍が攻め寄せる要塞の中、
    抵抗組織の指導者が演説を行っていた。戦う
    にしろ降伏するにしろ、悪い結果しか見いだ
    せない状況にありながらも、指導者は勝利を
    手にする方法があると確信していた…。

     上記の引用は、主人公・クリス・ブロンソ
    ンが上司から面倒な仕事を頼まれた場面での
    一節。
    面倒だとよくわかっていて、やる人が減って
    いく仕事を誰かが分かったうえで引き受けて
    くれているから、世の中は回っているのでしょ
    う。
     今回の舞台の始まりはモロッコ。外国で死
    んだ人の住所が管轄内だからといって、海外
    まで確認に行くような事ってあるのでしょう
    か?
     歴史的なミステリやアクションシーンと、
    映像化されても面白そうな作品ですが、主人
    公のイメージが少し地味な感じです。

    ーーーーー

  • シリーズ2作目。今回はモーゼの十戒がテーマ。なかなかテンポよく展開。下巻に期待。

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