- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784801907317
作品紹介・あらすじ
『皆さんにはこれから人狼ゲームをプレイしていただきます。この中には三人の人狼役がまぎれこんでいます。それ以外は村人側。毎日二十時に、住人は自分が人狼だと思う相手に投票してください。最も多くの票を集めた住人が死亡します。人狼は零時から二時までの間に部屋を出て、村人の中から一人を選んで殺害してください-』拉致した高校生たちに、殺しあいをさせる"殺戮ゲーム"-人呼んで(人狼ゲーム)。目覚めるとあたしはそれに参加していた。一体誰がどのような目的で行っているのか…。参加メンバーのひとりが、以前ゲームの様子を彼氏と見ていたと告白した。生き残るためには、殺しあいしかないのか?あたしは、ゲームを続けながら殺戮の連鎖から抜け出す方法を模索する。互いを信じられないなか、この牢獄からの脱出は可能なのか…!?
感想・レビュー・書評
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今回の主人公の役職は……
終盤までわからないというのは初か
いやでもまぁどっちでもいいけどね
なぜ人狼ゲームをさせられているかとか、それはどんな人達なのかというのが判明?
施設からの脱出を本気でトライするというのも初か
その辺が主人公の役職のカモフラージュになっている部分もあるのか?
陣営の勝利=自分の勝利という普通のルールと違って、陣営の勝利+生き残りじゃないといけないというのはつくづく厳しいなぁ
占い師、霊媒師も真であれ騙りであれ、いずれも死の危険度が半端ねぇ
どうせ最終的には噛まれるか吊られるので
となると、狂人が何も騙らないという状況もありだな
最初から終盤のパワープレイ狙いで
共有者にしても噛み先になるだけなので、一人目すら名乗り出ないという策も有効か
その後の状況を考えると、乗っ取られる危険性も低いしね
ただ、そうなると読者には推理のしようがなくなるので、ゲーム外の人間関係のもつれを入れることで誰が吊られるとかの理由をつくるわけですね詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
後書きの「PSYCHO-PASS」の表記、何でそんな間違え方するんだよ。
自分にとってPSYCHO-PASSが、自分の価値観を大きく変えるほどの好きな作品だったから残念というよりも失望や怒りの感情が湧きあがってくる。
許せない。
自分の著書ではなく他の人の作品なのだから確認くらいはしてほしかった。
自分の著書でも間違えるなんて大失態だとは思うが…。
以下本編感想
最初からゲームであるとわかっている場合、今までとはゲームに対する態度のようなものが違うのだろうか?
全体的にルールの裏をかこうとしたり、PRESON BREAKしているな、と。
タイトルから役職がわかるとかはない。
最後の部分は次回作以降へのフラグなのだろうか?
やはり、登場人物全員の顔一覧のイラストと最後に役職公開が欲しかった。