ロゴをデザインするということ。成功と失敗から伝える、君へのアドバイス-ロゴデザイン・ラブ! [改訂第2版]

  • ビー・エヌ・エヌ新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784802510370

作品紹介・あらすじ

このロゴが他のロゴより優れているのはなぜか?うまくいくクライアントとのやり取りの仕方は?つねに必要とされるデザイナーになるには?

本書は前作に加筆・修正をし、事例の追加や差し替えを行いつつ、さらに制作したブランド・アイデンティティが機能した結果、どのような効果をもたらすのか、というロゴづくりの先に得られるものを最終章にまとめた「ロゴデザイン・ラブ!」改訂版です。
ロゴデザインをメインに、ブランドアイデンティティ制作の受注から完成までのプロセスにおいて知っておきべきポイントを、著者自身や著名デザイナーの多くのケーススタディを用いて紐解く本書は、ブランド・アイデンティティ制作における一連のプロセスの中で優れたロゴについてはもちろん、アイデアの出し方からクライアントと一緒に作業するためのヒント、更には消耗しがちな情熱を絶やさない方法なども紹介した、初~中級デザイナーに向けた内容となります。

また、デザイナーがどのように考えているのかを知りたいデザイン発注者にも読みやすい一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • 借りたもの。
    かなりの良著。もはやバイブル。
    一デザイナーとして、仕事の仕方、心構えに至るまで説いている。

    企業ロゴとはブランド・アイデンティティ・デザインであること、いわば顔とも言えるものである。
    ブランド・アイデンティティについても丁寧に解説。企業・商品の価値、そのストーリーを導きだし、いかにロゴに反映してゆくか……
    数多くの企業ロゴと、そのデザインに至るまでの草稿なども掲載。
    作るにあたってのハウツー――シンプル、テーマに沿う、伝統あるモティーフ、強く印象付ける、最小サイズでの再現性、ポイントを1つに絞る――から、実際のプロジェクトの工程、さらにはお金の話まで。欧州だと国をまたいでのビジネスが多いためか、為替レートに注意…という話も。
    マインドマップの活用によるアイデアの洗いだし、モノトーンデザインにからのカラー案。
    交渉術についても言及!

    Chapter 10 Q & A は大切。
    オリジナル性をめぐる問題に、著作権(取得しない。自分のセルフプロモーション用の資料として使用する権利のみ)の話も。


  • タイトルそのものの内容。ものすごく分かりやすく、ロゴデザインのプロセスや、自身の経験したこと、デザイナーあるあるなどが書かれている。こういった本があれば、非デザイナーでもロゴが作れるような気がする。

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著者プロフィール

北アイルランド出身のブランド・アイデンティティを専門にするグラフィック・デザイナー。2005年に独立し、イエローページ、ジャコム社、ベルチェ・アソシエイツ社など、世界各国の有力企業をクライアントに持つ。

「2016年 『ロゴをデザインするということ。成功と失敗から伝える、君へのアドバイス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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