お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。―離婚の真実 (オープンブックス)

  • 20人登録
  • 2.89評価
    • (0)
    • (3)
    • (3)
    • (2)
    • (1)
  • 4レビュー
制作 : オープンブックス編集部 
  • 泰文堂 (2010年1月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803001792

お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。―離婚の真実 (オープンブックス)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 12の離婚家庭の子どもたちのインタビュー集。
    「よく知らないライターに子どもが本音を話すだろうか」
    と疑いながら読んだけど、
    なかなか良い仕事してました。

    離婚前、両親の激しい喧嘩を見続けて苦しんでいた子、
    逆に、両親の不仲を見たことがなかったせいで
    離婚の理由を理解できずにもんもんとしている子、
    1歳で父と別れ、父親について全く何も教えてもらえない子、
    父親に会いたいのに、面会を拒絶されている子、
    めちゃくちゃDQNな暴力オヤジと頼りない母親に苦しめられた子、
    まあ、様々なケースが登場する。

    両親が争う中で育つよりは、離婚してくれたほうがよっぽどいいし、
    同居親が頼もしければ、安心して暮らせるし
    さらに別居親とも定期的に会えれば、問題はない。
    結局そういうことだ。

    離婚家庭だから特別どうこうってわけじゃない。
    親に愛されて育つことが子どもの幸せであって、
    親の愛があるか無いかは、離婚していようが、していまいが、あまり関係ない。

    DQN暴力オヤジ(無職?)と
    頼りない母親(スナック経営者)のケースが、その極端な例だ。
    この夫婦、1度離婚したのに、また入籍し、
    娘が16歳になって、「いいかげん、おめーら離婚しろ!」と切り出すまで
    一応、家族だったがために、
    母親を保証人にしたオヤジの借金が7000万まで膨れ上がってしまった。
    父親らしいことを何一つせず、愛情のひとカケラも無く、
    たまに帰ってくれば殴る蹴るの暴力三昧。
    こういう悪縁はさっさと切らないと、みんなが不幸になる。

    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    「離婚家庭の子どもの心情と親にできること」をテーマに
    色々な角度から5冊読んでみよう、と思って選んだ最後の1冊。
    これだけ読むと、今まで頭の中でモヤモヤしていたものが
    すっきり整理されて、考え方の軸ができる。
    もう充分満足したので、これで一区切り。

  • インタビュー形式だったので読みやすかったです。

  • 幅広いケースが読めて良かったです。高校生の頃は、「子供が子供でいられない家庭(いわゆる機能不全家庭)の子供は不幸だ」とどこかで思っていたのですが、だんだん、人を勝手に不幸だと決めつけることは相手に失礼なのではないか、と思うようになりました。「かわいそうだと思わないで」と言う女の子が記述されていたと思うのですが(うろ覚え)、本当にそうだよなぁ、と。それは「かわいそうだ」という側の価値観であって、女の子はどう思っているか、どう感じているのかを汲み取ろうとしていない気がします。

    人との関わり方を再考させられました。

  • 意外と全然大丈夫。

全4件中 1 - 4件を表示

お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。―離婚の真実 (オープンブックス)を本棚に登録しているひと

お父さんなんかいなくても、全然大丈夫。―離婚の真実 (オープンブックス)を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

ツイートする