アイム・フラッシュ! (リンダブックス)

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  • 泰文堂 (2012年7月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803003536

アイム・フラッシュ! (リンダブックス)の感想・レビュー・書評

  • 藤原竜也主演、「I'M FLASH!」のノベライズです。

    藤原竜也演じる新興宗教の教祖・吉野ルイ
    松田龍平演じるボディガードであり殺し屋・新野風

    あとはたぶん、事故に遭う謎の美女・流美は水原希子かな。
    と、ふたり以外のキャストはさっぱり曖昧です。苦笑

    映画ありきの本ですから、
    細かいことを
    突っ込みだしたらおそらくキリがないはず。

    海も救いも祈りも。
    綺麗な映像になっているんだろうか。

    人間の方がよっぽど怖い。
    綺麗なものを
    更に際立たせるぐらいに
    人間は欲の油にまみれていて
    生きていくのに必死なのかもしれない。

    だからこそ、
    子羊みたいな人間だって
    ハイエナみたいな人間だって
    抱えて必死だから。

    だから光を求めるの、
    もっと光を、
    もっと光を。

    その光に成り得る人間も
    やはり人間。

    もう嫌になっちゃうんだよ、
    神々しいものを帯びているように見えて
    みんなの都合を押しつけられて
    欲を塗りたくられて。

    大事なものすら管理されて。

    それならいっそやめちゃおうか。


    裏表紙のあらすじにもありますが、

    ルイは自動車事故を起こし、
    同乗していた女性は植物状態。
    ルイを警護する3人のボディガード。
    教団を解散しようとするルイ。
    歯車は狂い始め、
    ルイを殺すように命じられたボディガード。

    教団を守るため?
    精神の均衡を保つため?
    宗教は儲かるんだよ。
    所詮、お金なんだよ。
    生きてくのに必死だからね。

    真ん中にいる人間なんて
    踊らされてるだけ。

    でもね?

    踊らされてる人間は
    踊りながら見てるんだよ。

    何も感じずに踊ってる訳ではないんだよ。


    ルイの感情のブレはなんとなく感じることができますが、
    新野が感じるルイとの間にある「運命」はよくわからず。
    新野のバックグラウンドが
    ほとんど全く描かれていません。
    だから新野でなくちゃいけない必然性が正直わからない。

    だけど、
    そこを省くからこそ
    ルイは何処までも独りだというのも強調されます。

    勝手に他人に「運命」だと思われてしまうんだもの。
    種類は違えど「運命」を感じた人間が信者になり。
    まわりは子羊ばかり。
    そして美味しいものに近寄るハイエナばかり。

    もう気付いてるのに
    そうはさせない周りの環境。

    見たいなあ。
    テレビの取材で
    監督にどこまでも無視されて罵倒されて
    なんどもNGを出されて終わらなくて
    監督を殴りたいと思っていたという藤原竜也。
    やっぱり素敵。苦笑

    その何処までも独りが
    映像になっているのなら是非見たい。
    そしてそれが藤原竜也なら尚更見たいっ!

  • 映画観てから読了。色々と考えてたことが八割はひっくり返った。これはこれで好き。

  • 俳優のイメージで読み進めた。キーワードの一つとなっている海、沖縄、光などの世界観を味わうのには本だけじゃ物足りない気がした。映画もぜひ観たいと思う。

  • えー・・・さっきいっぱい書いたのに。
    全部消えちゃった><

    「ルイは新野に殺されたいと願っている」という認識のもとに書く感想。
    そこから違うって人はもうわたしの感想は的外れになるはずなので、
    読まないほうが無難。

    惹かれあうふたり、らしいけど全くひかれあっているように見えない不思議。青い春では見事に描かれていたのに。

    藤原竜也の認識がどうだったのか気になる。
    新野とルイは対等だと思って演じていた?
    そうだとしたら、そこにわたしの見方とと藤原竜也の演技に違和がうまれる。
    それがちょっとイマイチだった原因じゃないかと想像する。

    ほんの少しだけでいい。
    ルイが新野を『唯一殺せる存在』として、特別な視線や仕草、語調、そういうものをみせてくれさえしたら、もっと違ったものになった。

    藤原竜也は素晴らしかった。さすがとしかいいようがない。
    存在感、会話の間、動く姿、観る人をひきつける。
    でも上に書いたそれだけが不足していた。
    これを不足と考えるか、不要と考えるか。

    不足だと思ったわたしには物足りなかった。
    残念だった。

  • 栄パルコセンチュリーシネマにて映画を。

    豊田利晃は「青い春」が好きだった。しかしあの映画の完成度は原作の強さによるものだったと、これを見て思い知らされた。

    男のがちゃがちゃしたチバユウスケ的なかっこ良さを豊田利晃はとてもよく理解はしていると思う。青い春もテーマがミッシェルだし今回もエンディングでチバが吠える。

    新興宗教の描写がどうしてもチャチなものになってしまっていた。園子温の愛のむきだしもステレオタイプな新興宗教を描いていたがあちらのほうがまだ深みが出ていた。この差はなんだろう。予算もそれほど違うとも思えない。今作はダイバーを雇うのに金使いすぎたか?

    青い春で見たように今作にも光るものはあったと思うけれど、どうしても映画としての完成度・作り込みの弱さが気になってしまった。

    最後の晩餐のシーンの聖堂での銃撃戦は少し良かったと思う。

    水原希子の使い方が惜しい。

  • 昨晩の復習。死は究極の救いです。らいふいずびゅーてぃふる。

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