- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803004403
作品紹介・あらすじ
結婚生活に飽きた愛梨は、バイト先のバーで独身と偽り客にちやほやされることで憂さ晴らしをしている。しかし、昴と名乗る客は愛梨が既婚者であることも、夫のことも知っていて…(『サボテンの育て方』)。渚が死んだ。5年経ってもその事実を受け止められない泰知は、就職を機に実家を離れることに。幼馴染の明日美と敦久は、渚の形見でもある携帯電話を持って見送りに来た、あの日を思い出すために…(『渚より』)。甘く、切なく、もどかしい、大人の恋心を描いた短篇集。
感想・レビュー・書評
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【2023年86冊目】
大人の恋心を描いた短編集、と背表紙に書いてあったものの、青春と言えるようなお話もちらほら。作者さんが異なる7つのお話が詰まっていて、もちろん文体も異なるので十人十色と思いながら拝読しました。「サボテンの育て方」が一番どろどろしてたかなぁ。「ホームレスの神さま」は最後の男の人のセリフが腑に落ちなかった。それまでは好きだったんですけど。「クラブヴィクトリア」は最終的に強い女最強な感じで好きでしたね。
甘く、切なく、もどかしい、とは言い切れない感じの恋愛短編集でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
友人、卓ちゃんから「電車の中で読むのにちょうどいいねん」ともらった本
読みすすむにつれ、こんな感じどこかであったよなぁと…
子どもの頃に読んでたマンガ雑誌のノリです
スルスル読めて、あとにほとんど何も残らない
大人の恋愛話だからレディースコミックってとこかな -
「好きなのに」好きだけではうまくいかないあれこれ。