イギリス、日本、フランス、アメリカ、全部住んでみた私の結論。日本が一番暮らしやすい国でした。 (Linda BOOKS!)

  • 泰文堂
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784803006124

作品紹介・あらすじ

4か国すべてに暮らす翻訳家が徹底分析!4か国対抗二十番勝負、日本が圧勝!

感想・レビュー・書評

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  • 20項目で比較。フランスは、バカンス・教育・女性の社会進出。アメリカは、住居・自己主張力・外国語教育・ボランティア。イギリスは、自制心・マナー・ユーモア。日本は、衛生・サービス・食・安全・自制心・マナー・教育・低階級差・外国への興味。

    最近読んだ本に、非大卒者の能力の高さが国のサービス基準となるという指摘がありましたが、まさにそうだと思いました。

  • 面白かった!世の中、なんだかなあ〜と思ったときに読み返すと、日本に住めて幸せ〜って思えそう。
    たしかに、日本よりの観点が多いかもしれないけど、勝った負けたよりも、観光だけではわからない、国民性が知れて楽しい。
    イギリスの食卓が国際性豊かになってることや、衛生観念の大きな差とか、フランスの英語学習についてなど。
    第2弾も読んでみたいけど、ないのかな。

  • 現実味というかリアルさが感じられてよかった。
    本を通して知る外国は細部とか具体性が欠けてる感じが多くてピンとこないことが多いけど、この本は著者の視点から見たこと感じたことのリアルさがあって、ああフランスってこんななんだ、イギリスってそうなんだとか、伝わってくるものがありました。
    いろいろ調べて書かれているようで、その辺は逆にふーんな感じでしたが、思ってたんと違う、ことが多くて新鮮でした。
    面白かったです。

  • 4か国の違いについて知りたくて読書。

    日本とアメリカのパスポート取得率の低さと海外旅行へ行く人の割合が低い点が興味深い。最近では、日本人が海外へ行かなくなり内向きになりつつあるとの指摘も目にするが、それだけ日本が充実してきたから行かなくなったとも言えるのではないか。

    どこの国でもそうであるが、数日旅行したくらいやましてや団体旅行したくらいでその国を知ることは難しい(知っていると豪語する人は残念な勘違い)。やはり住んでみないと日本との違い、その国のよさや問題点は見えない。

    はじめにで書かれている海外生活をした日本人が国粋主義者になって帰国というのは確かに私の周りでも多い。国粋主義者までいかなくても、外から日本を眺めて住んでいると当たり前で気づかなかった日本のいい点や悪い点などに気づくからだと思う。やはり、比較と客観視は非常に重要だ。

    今回の4か国で行ったことないフランスという国は、かなり独特で癖があるようだ。イギリスともドイツともまるで違うし、一般的な日本人のイメージとも違うことはフランスに住んでいた人から聞いたことがある。

    また海外で生活したいな。拠点は東京でいいが、月の半分を海外へ過ごし、ホテルではなく、賃貸を借りてローカルな生活をしたい。

    中国でもそうだったが、最初の3年くらいは中国がよく思えて、日本の悪い点に意識がいっていたが、4年くらい経ってからは中国のマイナス面が目につくようになり、逆に日本のいい面を見直すようになった。そのへんまできて初めて比較して分析できるのだと思う。

    今、海外へ行く日本人は鈍化しているが、訪日外国人は近年急増している。それにともない様々な社会問題も起こっているが、一言語、一民族的な特殊な国である日本人の意識は異質である外国人が増えることで変わる(進化?)のではないかとの期待もある。かつての黒船のような外圧的な要素で。

    読書時間:約55分

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