間違いだらけの化粧品選び 自分史上最高の美肌づくり (リンダパブリッシャーズの本)
- 泰文堂 (2015年4月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803007091
作品紹介・あらすじ
美容・化粧品業界から反響続々!時間もお金もかからない、肌本来の美肌機能を呼び起こす。人気ブログ待望の書籍化!日本ブログ村ランキング、ヘアケア、スキンケア各部門第1位!!
感想・レビュー・書評
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[図書館]
読了:2016/8/15
1日で読了。化粧品の効果・毒性については、化学の授業を思い出しながらふんふんと頷きながら読んだ。
・シャンプーは300mlで3000円以下、スキンケア化粧品は100gで3000円以下。化粧品はどれだけ高くてもこれくらいの価格が関の山。なぜなら化粧品というのはその成分構成のほとんどが「水」である。80%が水、そこに大して高くもないBGやエタノールなどのベース剤が10〜20%入ってくるので、高級美容成分を入れたとしても1%か2%しか入る余地はない。そんなものに数万円の価格?
→LDKでもこういう話見たなぁ…。
・石けんの刺激性は、サルフェート型合成界面活性剤よりはマシ、程度
・シリコン(元素名)ではなくシリコーン(化合物名)
・シリコーンが入っているということは、つまりシャンプーの界面活性剤の洗浄力が高すぎて、洗い上がりがきしんだり、ごわついたりするのをシリコーンでごまかしているということ。
・最近では陰イオン界面活性剤でも「アミノ酸系界面活性剤」や「酸性石けん(ラウレス-カルボン酸塩)」など、タンパク質変性作用をほとんど持たない界面活性剤が開発されている。
・美白化粧品はほとんど効かない。チロシナーゼ活性阻害やメラニン還元などの「美白メカニズム」自体は確かなもの。しかし化粧品は安全性を維持しなければならないためむやみに経皮浸透させられないし、刺激が強くなる成分をたくさん入れることもできない。効果の大きい美白化粧品を作ろうとして、高い経皮吸収性を持つロドデノールを高濃度で配合した結果が、カネボウの白斑事件。
・基礎化粧品の種類が多いのはメーカーが儲かるため。
→これもどこか(ネット?)で見たなぁ。まぁそりゃそうよねぇ。
・化粧品の美容成分は、もう発達することのない終末細胞を潤すことはできても、実際に細胞を作っている部分には何の効果も与えられない。我々は今後はがれ落ちるだけの部分に必死にお金をかけているということになる。
・高級ブランドメーカーが「1日2回洗顔」「W洗顔」を推奨し洗浄力の強い洗顔料やクレンジング剤を作るのは、「肌が慢性的に乾燥していて水分や油分が不足しているお客さん」を作り出すため。
→証拠は一切ないけどこんなこと書いて大丈夫かなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の肌に合う化粧品を探すのは一生の課題であるように思えてくる。何が真実なのかを見極めるのは素人には非常に難しい。
結局のところ、化粧品に頼らず生活習慣をまず確実に改善させた方が肌には良さそうだ。 -
市販のシャンプーが良くないという噂を聞き始めてから、色々気になりだし今使っているものがどうかとか考える手助けになった。化学的なことが書いてあるものの、全然読み難くなく面白かった。基礎化粧品や洗浄について勉強になった。
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2015.10 市立図書館
思ってたより読みやすかった。