- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784803009224
作品紹介・あらすじ
アスカム子爵家長女、アデル・フォン・アスカムは、10歳になったある日、強烈な頭痛と共に全てを思い出した。自分が以前、栗原海里という名の18歳の日本人であったこと、幼い少女を助けようとして命を落としたこと、そして、神様に出会ったことを…。出来が良過ぎたために周りの期待が大きく、思うように生きることができなかった海里は、望みを尋ねる神様にこうお願いしたのであった。『次の人生、能力は平均値でお願いします!』なのに、何だか話が違うよ!3つの名前を持つ少女、剣と魔法の世界で、うっかりS級ハンターなんかにならないように気を付けて普通に生きて行きます!だって、私はごく普通の、平凡な女の子なんだから!
感想・レビュー・書評
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いやはや痛快痛快!転生後の能力を平均値にと神様に頼んだのに、へ理屈ぽいとんでもない平均値の能力を授かって、いろいろやりまくってしまう主人公。その天然ぽい所や友人との掛け合いが面白い。
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おなじみの転生tsueee系ライトノベルだが、主人公が女の子で強さを隠したがっているというところが新味である。それでもついつい力を出し過ぎて、周囲から呆れられ恐れられ、本人が慌てるというギャグテイストがほのぼのとした雰囲気を醸し出している。
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異世界転生の際に特別な力で無く平均を願ったはずが…。
コミカルで楽しいヒロインの抜けっぷりが笑えるストーリーです。
前半エクランド学院ではケンビン君を言い負かすところで大笑い。
後半ハンター養成学校でも三人娘の仲間のぶっ飛び具合とか、ベイル君にほろりとか飽きさせない展開が素晴らしいです。
書き下ろし『アデルの華麗な学園生活』もアデルの認識とズレてる周囲とのギャップに笑ってほのぼのできます。 -
表紙のアデルが凛々しい。異世界転生+俺TUEEテンプレを逆手に取った上手い構成で笑えた。ナノマシンにツッコミ入れるの楽しい。子供は女子の方がはるかに精神的習熟度が高い(大人もかもしれないけど)。世界がヒロインをほっとかない。一部アデルとマイルが混ざっているところアリ。
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かなり楽しい。
私好み。 -
異世界転生もの。ハンター養成所卒検終了まで読んだ。あらゆる並行世界は神のような管理人が管理しているという設定。現代日本で事故死した女子高生が死後、その管理人によって現代より科学技術が未発達で魔法が使える異世界に前世の記憶付きで転生することに。主人公が管理人に頼んだ平均値は全生物の中央値だったりするので人間離れしていることが多い。魔法=万能ナノマシン。俺TUEEEEE+3人の仲間がTUEEEEEというエピソードが多い。
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疑問点
・転生の時に「女性ならそんなに危険はない」って考えてるけど、女性に転生するって一言も言ってない。
・思ったより大きい水の魔法が使えた時に、「魔力をコントロールできない」(すぐ消耗して使い物にならない)じゃなくて「自分が平均よりものすごく高レベル」だという前提に立ってる。(もともと出来が良かったから?)
・読んだことあるラノベにはおしなべて書いてある胸ネタ、早い子は7-8歳からだけど遅くて11歳だからまさに平均では。始めなんて痛いだけだし。萌え系の絵でバージスラインまできっちり描いてある絵みたことあるけど、その早いほうを基準にしてるのだろうか…。