人生はゲームです: ブッダが教える幸せの設計図

  • 大法輪閣
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804611327

感想・レビュー・書評

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  • 幸せの設計図
    ・自分中心の思考傾向をやめよう
    ・完璧主義は捨てない
    ・人間はみんな平等であることを再確認しよう
    ・慈悲の心を育てよう
    ・心の安らぎを作ろう
    ・どんな問題が生じても、逃げずに真正面から取り組もう

  • 「ブッダの贈り物」を読んで、スマナサーラ長老の著作から気になるものをいくつか購入した。本書はその中の1冊である。読んでみて、スマナサーラ師の「身も蓋もない」考え方は私に合っていると確信できた。もっとも、身も蓋もないのはスマナサーラ師ではなく、ブッダなのであるが。(初期仏教って、ぜったいに日本では受けないと思う。だからこそ、日本仏教には法然やら親鸞やらの人材が必要だったんだね。)

    以下、気になった要点のメモ。
    ・人生は「生き延びゲーム」。
    ・人生は無常であり、苦しく空しいもの。
    ・自分を幸福だと思う人は、ただ鈍感なだけ。
    ・神を頼らない。信仰は無意味。(註:本来の仏教は宗教でも信仰でもない)
    ・生きている限り不安はなくならない。不安な自分を喜ぶ。
    ・執着しない。
    ・過去にも未来にも囚われることなく、今の瞬間を生きる。

    私が一番気に入った部分を、下の引用枠に引用しておく。面白いってだけの理由で手を出してもロクな結末にならない、という私の経験を端的に表現してくれている。私は、「面白いと言えば面白いし、つまらないと言えばつまらない」くらいのスタンスが絶妙だと思っていて、それが「中道」とか「中庸」とか呼ばれるものの一形態なのかな、と思う。

  • スマ長老が言われるように人生なんてゲームみたいなものかもしれませんな。
    ルールは宿命で変えられないと思うのもひとつの生き方だし、自分でルールを作って楽しんじゃえってのもアリで
    いやはや、選ぶのは本人しだいなんでしょうな。

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著者プロフィール

アルボムッレ・スマナサーラ
Alubomulle Sumanasara

テーラワーダ仏教(上座仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとる。1980年に来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。朝日カルチャーセンター(東京)講師を務めるほか、NHK Eテレ「こころの時代」「スイッチインタビュー」などにも出演。著書に『サンユッタニカーヤ 女神との対話 第一巻』『スッタニパータ「犀の経典」を読む』『ダンマパダ法話全集 第八巻』『ヴィパッサナー瞑想 図解実践─自分を変える気づきの瞑想法【決定版】』(以上、サンガ新社)、『怒らないこと』(だいわ文庫)、『心は病気』(KAWADE夢新書)、『ブッダが教える心の仕組み』(誠文堂新光社)、『ブッダの教え一日一話』(PHP文庫)、『70歳から楽になる』(角川新書)、『Freedom from Anger』(米国WisdomPublications)など多数。

「2023年 『無常の見方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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