わが子が驚くほど「勉強好き」になる本

著者 :
  • 大和出版
3.62
  • (5)
  • (5)
  • (9)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 68
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784804761688

作品紹介・あらすじ

「勉強しなさい!」とはもう言わなくてもいい!クラスの平均点をダントツの学年トップにことごとく引き上げた"どんな子でも「できる子」に変わる"画期的な方法を初公開。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子供の勉強に対するやる気について。作者は人気国語塾の講師。

    ・限定をすることで、モチベーションを高める。自由にやらせることは逆につまらない。
    ・勉強をゲーム化する。ルールがあって制約があるからこそ楽しめる。
    ・絶対できない目標も簡単すぎるものもダメ。ちょうどよい達成目標が必要。
    ・勉強そのものを罰ゲームにしてはいけない。
    ・比べる力をもって評価する。10点中6点でも中身が大事。

    大人の仕事に対する目標設定についても、役立つのではないでしょうか。

  • 妻が買った本。娘と同じ小学校に子供が通っているお母さん方の間でちょっと話題になった本だそうだ。勉強をゲームに変えてしまえば、子供たちは喜んで勉強するようになる。そのためには、明確な目標を立て、明確な方法を決めて実行し、それを明確に評価すればよい。重要なのは「明確」という点であり、具体的には目標、方法を限定し、限定された観点から評価をすればよい。なるほどと思ったところは、自分の仕事でも使ってみようかしら。

  • 著者が教師として培ってきた子供が勉強を面白いと思うようなノウハウが詰まっている良本。
    勉強において子供に知識・技術が身についたという成功体験を積み重ねさせるその考え方は共感できる

  • 勉強は「つまらないこと」ではなく「楽しいこと」。
    勉強は「しなければならないこと」ではなく「したいこと」。

    本を読めばそんな風に変化すると書いてあります。
    うまく実践してそんな風になればいいと思います。

    ■楽しく勉強するポイント
    →限定すること
    →勉強のゲーム化

    ■勉強のゲーム化
    →シビアな場、スリル、自由を奪う
    →達成感を得る

    ■ゲームの3つのポイント
    1.目標(ボスを倒すなど)
    2.方法(どうやってレベルを上げるか)
    3.評価(レベル、お金など)

    ・明確な目標を立て、明確な方法を実行し、明確に評価すること。

    (例)海を泳ぐのに、「とにかく泳げ」ではなく「ここまで泳ぐ」「どうやって泳ぐ」「ここまでできたね」と限定する。

    ・数値化すること(回数、時間など)

    ■目標を明確にする前に子どもの現状を知る
    →子どもが目標を立てるのは難しい。

    ■学力を伸ばす評価
    →加点・減点の理由を説明する
    →評価はプラスの点を説明し、マイナスの点を説明する。
    →先にマイナスを説明すると聞かなくなる。



    ■国語、算数、理科、社会のゲーム化のポイント

    ■国語
    →言いかえる力
    →くらべる力
    →たどる力
    →漢字力
    →音読力

    ■2冊の本の読書評論をする
    →論理的に比較する能力が身に付く

    ■同じ文字の練習より異なる1セットを何回もする。

    ■算数
    →数値的判断力
    →概算力(基準より上か下か)

    ■理科
    →観察力

    ■社会
    →社会的探求力

    ためになるが親がここまでするのも大変な気がする。

  • 一気に読めた。
    勉強をゲーム化させて、夢中にさせるテクニックが書かれている。
    勉強する時は縛りをつけて意欲を掻き立て、正しく評価してあげることで、達成感を与える。それが勉強のゲーム化。
    ルールはシンプルで、かつ応用が利き、読んでるこちらも「これならできそう」と意欲を掻き立てられた。
    難しい方法ではないので、あとは実践するのみ。
    効果が表れれば、少し難易度を上げて実践。
    勉強を好きにさせることも「ゲーム化」して楽しもう。
    ★を一つ減らした理由
    もっと多くの実践例、そのときの子供の反応など知りたいと思ったから。

  • 勉強は「しなければいけないこと」ではなく、「したいこと」だ。
    勉強は「つまらないこと」ではなく「楽しいこと」だ。

    明確な「目標」
    明確な「方法」
    明確な「評価」

    「~だけ」にすること。欲張らず、しぼりこみ、限定すること。

    スリルを生み出す目標 ~楽でもなく無理でもなく
    目標を与える前に必ず把握しておくべきこと ~現状を知る まず与えるそして待つ
    方法を変えるだけで子どもの目の色は変わる~飽きる動物 
    勉強の方法に変化 ~新鮮さ
    評価をする際の注意 ~具体的なもの 明確な根拠

    国語力とは「論理的思考力」
    「論理的思考力」とは
    言いかえる力(具体化 抽象化)
    くらべる力(対比関係を整理)
    たどる力(因果関係を整理) 論理的につながりを構築

  • 遊びは学び 学びは遊び

全9件中 1 - 9件を表示

著者プロフィール

株式会社横浜国語研究所・代表取締役
1972年、横浜市生まれ。早稲田大学第二文学部を経て、創価大学教育学部(通信教育部)児童教育学科卒業。日本リメディアル教育学会会員。日本言語技術教育学会会員。日本テスト学会会員。公立小学校教師を経て、2006年、ふくしま国語塾※を創設(※JR横須賀線 東戸塚駅・徒歩2分)。
著書として、『「本当の国語力」が驚くほど伸びる本』『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版〕』『ふくしま式「本当の国語力」が身につく問題集〔小学生版ベーシック〕』『ふくしま式「本当の語彙力」が身につく問題集〔小学生版〕』『国語読解[完全攻略]22の鉄則(高校受験[必携]ハンドブック)』(以上、大和出版)、『論理的思考力を鍛える超シンプルトレーニング』(明治図書)などがある。

「2020年 『男女御三家・難関校 中学入試国語を読み解く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福嶋隆史の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×