- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784804762456
作品紹介・あらすじ
精神医学の見地から解き明かす、心と気持のカラクリ。
感想・レビュー・書評
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H31.3.31 読了。
怒りや不安、不機嫌などの自分の感情とうまく付き合っていくには、どうしたら良いかノウハウがわかりやすく書かれていて勉強になった。困った感情が起こった時に、また読みたいですね。
著者の診療の経験から書かれた「感情をコントロールできる人は自由に生きられる。」という人になりたいですよね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なるほどと思うことも多かったんだけど、字と情報量が多くてあまり頭に残らなかった。
とりあえず怒っているのは困っているということ。というのだけ覚えておこう。 -
THE感情の女なので、感情に振り回されがちだけど、感情も用法容量守って適切に活用しよう!って思えた 結局感情はありのままそのまんま素直にぜ〜んぶ感じきれば良いんだ〜て感じだし、人は人、俺は俺、相手の領域と自分の領域をしっかり大切にすれば良!職場でも不法侵入してくんなや!ってよく腹立つけど、「あなたはそう思うんだ、へえ、了解。」って今後もやろ〜っと。
〜まとめ〜
感情は自分を守るために働くもの!本来の目的で活用しよう!
怒り:困っている
不安:安全が確保されていない
不機嫌:今は本来の自分ではない
悲しみ:何かを失った
悔しさ:あったかもしれない可能性を失った、自分の尊厳が傷つけられた
寂しさ:つながりが途絶えている
罪悪感:相手を思いやれていない -
怒り、不安、悲しさ、悔しさ、不機嫌などの困った感情の裏側にある自分の心の本当の状態を知ることができた。どの感情にも理由があり、怒りや不安はその代替として表面に出てきているに過ぎない。大切なのは、その理由を自覚し、正しく受け止めてあげることだとわかり、少し気持ちが楽になった。
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「困った感情」7種類について、具体例を交えながらの、水島先生独特の温もりのある理性的な解説。具体例のバリエーションが豊かで、さすが臨床の人間の気持ち専門家です。
中でも、「不機嫌」が困った感情に含まれているのは新鮮でした。これまで不機嫌はただの悪徳...怠惰とか強欲とかの仲間だと思っていたけれど、『本来の自分が発揮できていない』状態の、“感情”だったとは。そしてその不機嫌の原因は過去にあり、それを引きずっていて意識が「今」に向いていないわけで、「今」にフォーカスすることが処方箋とのこと。やってみよう。 -
怒りや不安といった自分で扱うのが難しい感情がなぜ起こるのか、表出する感情のもとにあるものを分析している。困った感情への具体的な処し方が紹介されているとともに、そのような感情を抱いている人への接し方や相談の受け方も記されている。相談を受ける側としてさらに詳しく知りたくなった。
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感情が何のサインなのか、ということに学びがあった。
不安は安全ではないというサイン、不機嫌は本来の自分ではないというサインなど。
それを自覚することで変わることがありそう。 -
診療内科の医師から勧められて読みました。
認知の歪みや感情に気づく上で、どう消化するのかという点で参考になりました。最近瞑想を始めているので、気づきの瞑想と組み合わせてみると良いような気がしています。例えば怒りを捉えたら何に困っているのかについても気づくとか、避けて通れない不安だとか、気づきを深めることもできるんじゃないかと思います。迷走してしまうのかもしれないが。