ダム湖の中で起こること―ダム問題の議論のために

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著者 : 村上哲生
  • 地人書館 (2013年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (201ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805208601

ダム湖の中で起こること―ダム問題の議論のためにの感想・レビュー・書評

  • 【配置場所】工大選書フェア【請求記号】517.7||M【資料ID】91132539

  • 一般的に言われるダムの問題点だけではなく、ダム湖による地球温暖化や、ダム湖の影響により地球の自転速度がわずかに速くなっているなんていう信じがたい情報まで載っていて楽しめた。
    ダム問題はいろいろと奥が深い。

  • その多寡こそあれ、自然改変は人が暮らすのに避けられない。だが田んぼや雑木林、防風林といった人為的な改変は好ましく思われるのに対して、なぜダムはここまで警戒されるのか。それは、科学的な川らしさを奪うことと、心理的な、川は流れる、ということへの抵抗ではないか。富栄養化や自然撹乱の少なさ、温度差、濁りなど、ダムが川に与える影響はもちろん小さくない。自然から見ればそうなのだけど、ダムが人間の生活に果たしてきた役割は、それはそれで実に大きい。しかしそれはすなわち自然撹乱を少なくした、ということによるものが大きくて、人は自然による撹乱からできるだけ遠ざかることで幸せを感じるのか…しかしダムを取り扱うときには、感傷ではなく社会をどう変えるか、という視点がなくてはならない、と。タイトルの「ダム湖の中で起こること」は、この本の一部でしか無く、ダムとはなんぞやということを考えるときの、現在わかっていることのまとめ。

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ダム湖の中で起こること―ダム問題の議論のためにの作品紹介

ダムとは何か?ダム湖の中やその下流ではどんな現象が起こり、どのような環境影響があるのか?今後もダムを造り続けるのか、それとも撤退するのか?川や湖の研究者として40年近くダムと河口堰問題に関わってきた著者が、現場で調査・観測したデータを中心に、社会や経済の視点も入れながら、丁寧に解説する。ダムとこれからの社会をどうするか、本気で議論するために、必読の1冊。

ダム湖の中で起こること―ダム問題の議論のためにはこんな本です

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