日本外交のアーカイブズ学的研究II (中央大学政策文化総合研究所研究叢書20)

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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805714195

作品紹介・あらすじ

日本外交のリーダーシップ、誠意、妥協、危機回避の軌跡を、アーカイブズ学的に検証した論文集。満洲事変における外務省の組織的対応の実態と幣原喜重郎外相のリーダーシップを、来往電の処理過程の分析から検証する。日中大使交換の実施に至る経緯を追い、「梅津・何応欽協定」の成立との関係性を問う。日本の対米開戦決定過程に南方進出はどのように関連していたのか、主として日タイ軍事協定交渉から探る。田中角栄首相は一九七三年九月二六日から一〇月一〇日まで、フランス、イギリス、西ドイツ、ソ連を歴訪しており、そこでは資源や貿易問題だけでなく、日本の将来像についても語られていた。「外交とは何か」を実証的に問う一書である。

著者プロフィール

中央大学文学部教授

「2016年 『日本外交のアーカイブズ学的研究 II』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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