医療と看護の質を向上させる認知症ステ-ジアプロ-チ入門: 早期診断、BPSDの対応から緩和ケアまで
- 中央法規出版 (2013年2月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784805837887
作品紹介・あらすじ
プライマリケア医をはじめとする地域で認知症にかかわる専門職が、認知症患者とその家族に出会い、診断時から、軽度、中等度、重度、末期に至る長い期間継続的にかかわり、看取りのときまで支援し続ける方法を解説。
感想・レビュー・書評
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医療の視点での認知症へのアプローチの本。
軽度、中等度、重度認知症の3つに分けて書かれている。
特に軽度、中等度のところの本人の心理やスピリチュアルペインについて、家族が何を不安に思っているかなどが書かれていて勉強になりました。
BPSDに対する考え方、治療の方法なども書かれていて、エビデンスだけでなく日本のソーシャルアプローチなども書かれていていいですね。
重度の部分では意思決定などの倫理的側面も書かれており、多面的に勉強になる本でした!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
認知症ケアをステージ別にまとめてあり、分かりやすかったです。特に終末期やBPSDへの対応、介護している家族支援まで触れていて、良くまとまっている印象です。
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かな〜りお勧めです。
感想文は12月10日のブログ記事で紹介予定です
http://blog.livedoor.jp/gp_ken/archives/8168445.html -
主に医療サイドからの認知症ケア解説本。
最新の医療知識の解説がなされており、薬のことや疫学的な情報などが満載。また、認知症の進行を踏まえ、軽度、中度、重度と段階に分けてその時期の特徴に合わせた対応が紹介されており、さまざまなケースに活用できる情報が載っているのがよいと思います。
一方で、生活支援的な解説はそれほど多くないので、介護サイドから見ると不十分かもしれないですね。