わたしと統合失調症: 26人の当事者が語る発症のトリガー

制作 : 佐竹直子 
  • 中央法規出版
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本棚登録 : 61
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784805854433

感想・レビュー・書評

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  • 当事者の体験記は、壮絶な話ばかりなので、読んでいてしんどい。読んでいて力づけられるような内容ではない。

    解説では統合失調症の原因として、ストレス脆弱性モデルが主に書かれているが、ストレスへの対処の仕方が下手だから罹患したと単純には考えられないと思うので、少しモヤモヤした。脳などの器質的なものが罹患の原因の一つとして考えられるが、その辺りについてもう少し知りたいと思う。

    リカバリーについても、その定義や段階について詳細に書かれていて、そこは参考になった。

    体験記に出てくる人は症状が重く、一般就労をしていないパターンがほとんどだが、症状が軽い人や軽くなった人の体験記も読みたかった。症状が軽く働いている人が、普段どのようなことに気をつけているか知りたかったので。

  • 【学内】
    https://mol.medicalonline.jp/library/ebooks/detail/?id=4167

    【学外】https://mol.medicalonline.jp.iuhw.remotexs.co/library/ebooks/detail/?id=4167

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  • 実習先で真砂さまおすすめ

  • 大学から推奨された参考文献。私の専門は発達障害ですが、産業保健の道を目指す者の一般教養として読んでいます。

    当事者の体験談が辛いです。息苦しさを感じながら、読み進めています。メンタルヘルスに関心のある方には、一度は読んでもらいたい一冊。

    私の中ではかなり久々な星⭐️5つ。

  • 統合失調症になった人たちのリアルな声は今まで聞いたことなかったので面白かった。患者になった人たち、読んでて思ったのはプライドが高いんかなぁと思った。それが病気になる要因なのか病気になったからなのかはわかんないけど。

  • とにかくすごい。生き延びててすごい。
    生きるってすごいなと。
    共感を通り越し、尊敬と偉大さを感じます。

  • 体験記は壮絶。とても恐ろしい病気だということが伝わってくる。
    原因が不明(なので誰にでも罹る可能性があると言われる)のも、怖いところです。
    病気(をしている人)への理解のために読んでみましたが、その観点ではそこら辺の本以上に得るものはあまり無かったかも。

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