ロジカル・シンキングが身につく入門テキスト―「ロジカルって何?」から「身近な実践法」まで
- KADOKAWA(中経出版) (2003年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806118466
感想・レビュー・書評
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2012/04/21
「問題とは、目標と現実のギャップ」とある。
でもこれって問題っていうより自分に対する課題かな。
内容はロジシンの初歩なんやけど、改めて読んでもやっぱ出来てないことは多くて、実行から定着を根気強くやっていかなあかんなーと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
かなり昔に買っていたロジカルシンキング本だが、さっくり読めそうだったので軽く読了。
書いてある事はMECEやフレームワーク思考など、まあ一般的なロジカルシンキングの話なのだが、普段の行動の仕方や具体的にどう応用するか、コミュニケーション方法等にまでブレイクダウンしているあたりはなかなか実践的な本だと思った。
特に中にはロジカルな話を好まない人(奥さんとか笑)もいるので、そういう人にはちゃんと感情的に話すようにする、など当然といえば当然なのだが、正しい使用法だよなと思った。
内容でちょっと違うかなと思ったのが以下の2点。
1つは、人生においても5年後、10年後の目標を定めて、それから行動にブレイクダウンするのもロジカルシンキングの1つ、と書いてあったが、それは将来予測が少しでもできてた時代の話で、今は違うアプローチが必要なんじゃないのかな、と思わざるを得なかった。
少なくとも自分自身については、過去予測していた5年後の自分とは常に違う結果になってきたので、予測よりも、ちゃんと自分軸を持ちながら、状況に合わせてダイナミックにプライオリティを判断する方が今の時代に合っているのではないかな、という点。
もう1つは、ロジカルシンキングの要素としてフレームワークは重要であるが、そのフレームワークをただ本から与えようとするのでは全然ゼロベース思考ができてないじゃん、と感じてしまった。個人的にはとにかく自分の好きな領域で良いので、継続的に新しい知識を獲得していく事、みたいな「新しいフレームワークの見つけ方」みたいな方法も書かないとちょっと片手落ちかな、と思った。
それはともかく、少し古い本だけど読みやすいし、身近な話題もあって理解しやすいので、ロジカルシンキングは難しそう、っていうイメージがある人が最初に読むにはなかなか良い本なのではないかと思った。 -
非常にわかりやすくロジカルシンキングの方法が書かれてある本です。大概のロジカルシンキングの本は難しく書いてますが、そういう難しい本を読んだ後にこの本を読むと全体像が掴めて良いと思います。全体像が掴めたらまた難しいロジカルシンキングの本を読んでみると意外に簡単にロジカルシンキングが頭に入ってきます。あとはロジカルシンキングをインプットしたあとは実践でアウトプットすることを忘れないようにしましょう。またあまりに理に偏りすぎると人から逆に信頼されないという現象もあることを肝に銘じておくと良いかもしれません。ロジカルシンキングの使い方を間違えると他人の欠点や弱点を指摘するような言動となってしまうことにも注意しなければなりません。うまく論理と直感を使い分けることをお勧めします。
その点において注意点なども記載されているので良い本です。 -
会社で読め、というので、三国志を中断して読む。自分の仕事の進め方をちょっと立ち止まって考える、いい機会になったかな。6月読書の一冊目…(笑)
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「全体を見ろ」しか印象に残らない、、
全体を見ようとして見れないことが多いので、「見ろ!」といわれても、イマイチ、すっきりしない -
ビジネス
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想像以上にわかりやすくまとまっている。
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ロジカルシンキングをもとにした思考の仕方という感じ。
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予想以上に読書価値が高い本。再読を勧める。
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2006.5.12と書いている。
ロジカルシンキングというものがわかりやすくイラストで示されている。
問題解決の仕組みを説明するためのプリント作成に図を用いさせてもらったりした。