国際政治のニュースが面白いほどわかる本: テレビ・新聞の報道がたちまち理解できる本
- KADOKAWA(中経出版) (2003年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806118817
感想・レビュー・書評
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冷戦期から始まり、テロからどう守るか、日本はどのようにして世界に貢献でるかという近年の世界情勢を知る入門書としては良い本。ただ、様々な問題を網羅するあまり、その背景や思想についてはあまり触れていないようにも感じる。
本書では日本は資金援助だけではなく、アクションでもアピールしていく必要があると言っている。湾岸戦争時に資金援助だけして、クウェートから感謝されなかった日本。そこからアクションを起こそうということで、PKO協力法やテロ特措法を成立させた。憲法第9条で日本の交戦権は認めていないため、交戦をしないよう唯一の被爆国である日本は平和をアピールしていく必要がある。
有事立法とは日本に武力攻撃があると予想されたときに自衛隊を発動できる法律である。
さて、この本を読んで興味を持ったのは日米安保と社会主義、マルクス主義の思想である。今後はこのような本を読み知識を深めたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冷戦〜現代。東西対立(アメリカの政策)、民族紛争(領土問題)、日本の周辺の諸問題等々。なんで仲悪いのこの国とあの国とか、あやふやにしていたことの概観が掴める。
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『面白いほどわかる本』シリーズ。正直、体裁は子供騙しだが(挿絵ばっか)、これくらいまでハードルを下げてくれると、初心者としては大変ありがたい。
イラクとイランの区別がつかなかった俺のための本。 -
「面白いほどわかる」とだけあって、確かによく分かる。だけれども、同じ内容の繰り返しのような箇所が多く、ややしつこい感じもする。でも、国際政治の入門としてはまぁまぁ?