キリスト教のことが面白いほどわかる本

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著者 : 鹿嶋春平太
  • 中経出版 (2003年11月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806118930

キリスト教のことが面白いほどわかる本の感想・レビュー・書評

  • 何の気なしに図書館で手に取った本。
    でも予想外に面白かった。

    京極夏彦作品の京極堂の
    言葉がよぎる。
    「この世に面白くない本などない。」


    イエスの生誕から贖罪、復活はもちろんのこと、
    聖書の編纂から政策的な布教など
    現代までのキリスト教の大きな潮流がわかったが
    特に以下の点が印象深かった。

    元来のキリスト教の
    原点的宗派であるべき聖書主義は
    ローマカトリック、教理主義とゆう
    大きな権威の下で弾圧を長きに
    渡って受けてきた。

    彼らは大いなる力から
    東へ東へと逃れた末、
    たどり着いたアメリカ大陸で
    遂に人類史上初の
    信仰の自由を手に入れた。

    しかし長きに求めていたはずの
    真の自由の下では
    むしろ反比例的に聖書への回帰的な
    敬虔さが乖離してしまう…


    人類とゆうものは
    隣の芝が青く見えるもので、
    弾圧や束縛下だからこそより強く自由を求め、
    そこから深い信仰が生まれるとゆうことに
    歴史的事実からも納得させられた。

    しかし、
    この数ヶ月の引きこもり的な
    静養生活から感じたのは
    社会人である以上、
    時間的と知識量的に文化面に割く上で
    必要な制約を受ける。

    館シリーズの島田潔も百鬼夜行シリーズの京極堂も
    働かずして飯の食える
    あくせく働くことのない
    社会に身を置かない者たちである。

    文化人とゆうものは
    俗世間から遠く離れた場所にいて、
    自由な開いた世界でこそ
    より大きく開花される。

    かつてイギリスでは産業革命が起こり、
    アメリカは今日に至る発明の歴史があり、
    文化の豊かさでエンターテイメント大国として
    世界に鎮座している。
    その裏には信仰の自由とゆう名の解放があった。

    文化が繁栄し、知的財産が育まれるためには
    時間、信仰などあらゆる側面で
    自由な環境が必須条件だとゆうことがわかった。


    また、キリスト的な霊, spilitとゆう概念、
    心霊科学とゆうspilitualな要素が
    個人的に非常に関心深かった。

    2歳から5歳ほどの
    子供達には前世の記憶があるとゆう…

    唯心論的に考えるならば、
    幼い人生から得た経験の中で
    浅く幼稚で「純粋な思考」が真の「信仰」を許し、
    揺らぎなく信じるとゆうことが
    前世の記憶にあたるのだろうか。

  • 羊との対話形式で進む本。
    子供向けかと思いきや、結構歴史のこととか踏み込んでてわかりやすいし面白かった。
    図書館で借りたけど、手元に一冊置いといて、気になるときに読み返すともっと理解度が深まりそう。

  • 羊のシーちゃんとイエスの教え、キリスト教の成立から歴史についてできるだけ簡単に対話形式で語られています。

    分かるところもあれば、難しいところもあるかも知れませせん。
    教皇と皇帝の対立など、まるで世界史の授業のような歴史も語られています。

    この本も「ひとつの解釈」かもしれません。

    イエスはあの世や霊の世界を見てきた人であるとか、若干スピリチュアルな面を持っています。

    そして、キリスト教の表舞台に出てくることのなかった「聖書主義者」の影響の大きさについても触れられています。

    イエスの癒しと、その後の歴史におけるカトリックの誤り、派生したさまざまなキリスト教団についても様々な考察がなされています。
    やっぱり、「組織」と「霊」はどうしても対立してしまうものなのでしょうか。

  • 難しく書かれていないところが良い。
    「霊」のことについても言及されている。

  • 英語圏の人はキリスト教徒が多いですよね?文化的な背景知識として知っておきたいし、鹿嶋さんの本に興味がある。

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キリスト教のことが面白いほどわかる本はこんな本です

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