- Amazon.co.jp ・本 (158ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806122425
感想・レビュー・書評
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新卒の時期や、研修プログラムを作る上では非常に有効な書籍に感じた。
一方で、社会人歴が長い方が求めるような内容はあまり含まれていない。
一番役立った点は、
「書き出すことで思考を整理する」という点
書き出さずに思考した場合は、多くの場合堂々巡りに終わってしまう。
また、人間が覚えられる物事の項目数は7個前後と非常に少ない。
書き出すことをベースに記憶や思考の整理を進めることが効率の向上にもつながる。
実体験として、論理思考的思考が出来る人は、
ホワイトボーディングや、A4用紙への殴り書きを使用し思考の整理を効率的に行っている。
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学んだこと
①論理的な考え方を身につけるには日常で鍛えることが効果的だ
②人間の記憶力は7が限界。3が一番記憶に残る。それ以上の場合はグルーピングすることで3〜7にする
③お互い会話のキャッチボールをすることで情報伝達率が上昇する
アクション
①会話の中でその人が「なぜ」そう感じたのかを質問する「なぜそう思ったの?」
②相手に言いたいことを3つにして伝える。それ以上多い場合はグループ分けし、大枠を3つにする。スムーズに伝わるよう付箋に箇条書きにしておく
③相手の質問にYes/Noで答えてもらう、相手に答えさせてどちらの立場なのかをはっきりさせてから話はじめる -
論理的な考え方が身につく本だけあって、内容がとても論理的で、わかりやすかった。インプットだけでなく、アウトプットが重要だと思うので、そのような機会を設けたい。
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広く、浅く。
行き詰った時のヒント集(考え方を忘れてない、という振り返り)として使えるか。 -
う~ん。
ロジカルシンキングの入門書としては、「広く浅く網羅しました!」という内容となっているため、ぼんやりとした理解しか得られていない自分が居ます。
身に付ける為には、この本を片手に実践経験を一つずつ積み上げて行くのが一番手っ取り早いと思いました。 -
常にwhy?を考えて生活する、ミッシーでもれやダブりをなくす、ピラミッドストラクチャーなど、西村先生の教えの基本が全て書かれている。内容を復習する意味でよかった。
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文章を書く際に、本書に記述されてあることを実践する。
さらっと読めた。 -
ロジカルシンキングの入門書籍としては読みやすい。構成も明確で、理解しやすい。
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浅すぎて学ぶところなし
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西村克己 『論理的な考え方が身につく本』
【マクロからミクロを考える】
□概要→詳細→具体化
□企画→設計→実施
【水平思考から垂直思考へ】
□水平思考:広く浅く分析する
□垂直思考:特定の部分を深く分析する
【筋道を立てて考える】
□ 問題発見→原因究明→対策の立案・実施→問題解決
【三角ロジック】
①データ:主張を裏付ける具体的な事例、統計データ、事実
「~という事実や数字がある」
②論拠 :原理原則、法則、公理、誰もが認める傾向、理由
「一般的に~の傾向がある」
③主張 :話の結論、推論、仮説
「だから~である」
【MECE】
□モレやダブリがない状態
□ 全体像を把握したら、プライオリティ(優先順位)をつける
□チャンスや費用対効果が高いところに着目する
【ロジックツリー】
□ 論理の構成要素間の関係を大小・因果関係等でつないで体系的に整理する手法
□主要課題を左端に置く→主要課題を達成するための構成要素を2つ以上に要素分解する
【5W2Hで考える】
□What :何をすればいいのか?(目的)
□Why :何故それをしなければならないのか?(背景、問題提起)
□When :納期はいつか?スケジュールはどうか?
□Who :誰がやるのか?顧客は誰か?
□Where :どこでやるのか?対象範囲はどこか?
□How :どんな方法でやるのか?
□How much:予算・金額はどれくらいか?
【事実と判断を区別する】
□事実:誰もが否定できないこと(客観的)
□判断:事実を元に経験や先入観を加えたもの(主観的)
【文章展開ストーリー】
□イントロ→主張→論拠の概要→各論拠の詳細→主張のまとめ