頭のいい大学四年間の生き方 (中経の文庫 わ 1-2)

著者 :
  • KADOKAWA(中経出版)
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本棚登録 : 492
感想 : 65
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806126867

作品紹介・あらすじ

大学は、いうまでもなく勉強する場です。本書では、いま、あなたが学ぼうとしている大学の現状を把握するところからスタートします。なぜなら、その冷静な把握こそ、あなたが何を学び、人生を送る場として大学をどう活用するかの解答に結びつくからです。

感想・レビュー・書評

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  • 東大の教授はものすごく頭がいい、これは事実です。しかし、教育者としてはどうでしょう?
    東大の教授は教育者として優れているとは一概には言えないと大半の人は思っているはずです。


    それはなぜ?という問いに答えてくれているのが、和田秀樹さんが書いた「頭のいい大学四年間の生き方」という本です。

    簡単に言うと、日本の大学教授は教育者というより、研究者という意識が強い。また一昔前まで、大学というのは一部のエリートしか進学できず、学生は皆向学心を持っていて、自分で勉強したきた。
    この2つの理由から大学の教えるという要素があまり重要視されなかったのです。

    いま「日本の大学教授は教育者というより、研究者という意識が強い。」と言いましたが、日本の大学教授はどちらも中途半端だと言っている人がいます。
    その人の本を読んだのですが、日本の大学はこのままではだめだという意見で和田さんと一致しています。その本は次回紹介したいと思います。


    また、アメリカの大学生は遊び暇もないくらい勉強しているのに、日本の大学生はサークルやアルバイトに精を出している。

    それはなぜでしょうか?

    アメリカの大学生は宿題の量がものすごいのです。一週間で1000ページの本を読むこともあるそうです。徹底的に大学で鍛えられるからこそ、その大学の卒業証書が意味をもつのです。


    さあ、今の僕たちにできるのはなんでしょう?

    僕としてはとにかく本を読む。そしてそれについての意見をもつ。
    新聞を読んで社会がどんな動きをしているのかチェックする。
    ことを心がけています。

    その意見、考えを整理するのにブログが役立っているかなと思っています。


    本の中で和田さんは、資格をとって自分の価値を上げなさいとも言っています。またアルバイトをするにも、その業界のことを学んでやるぜくらいの気持ちを持ってやりなさいと言っています。

    サークルにしても目的意識を持っているとまた違った風景が広がっているかもしれません。

  • 読んで思ったこと

     この本は10年以上前に出版された本であるが、現代でも役に立つ本だと感じた。
     大学における講義の話や人生の学びについて良く理解ができた。

    個人で思う本書における3つのキーワード
     
     ・リベンジ精神
     ・変化を予測するセンス
     ・実体験という勉強法

  • 今の時代に比べれば若干古い、と感じたが得られるものは多くあった。
    しかし、どうにも有名大学に進学した人向け、という感じが否めなかった。
    私は大学1年生だが、なんにせよここで経験を積むということが肝要なのだなと感じた。

  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00352110

    大学は、いうまでもなく勉強する場です。本書では、あなたが学ぼうとしている大学の現状を把握するところからスタートします。それが、あなたが何を学び、大学をどう活用するかに結びつくからです。(出版社HPより)

  • 短時間でサクッと必要な情報だけ拾うのが良いと感じた。

  • 印象に残ったこと

    年齢やジャンルの違う人と積極的につきあうこと

  • オススメコメント「10年前に書かれた本です。しかし、この本は『この時期に図書館に通いこのオススメPOPを見つけた、新入生のあなた』にピッタリの本だと思います」

  • 短時間で読破するなら、まぁ害はない書(長時間かけてまで読む必要があるかは疑問)。また、裏取りせずに書いた危険が高いようにも感じる。つまり、ツール利用推奨の根拠として、「司法試験での六法持ち込み」をあげるが、筆が滑りすぎ。元々、六法(といっても司法試験用六法という特殊なもの)は昔から利用できたし、しかも、この専用六法は試験会場での貸与のはずで、持ち込みではない。読む時には裏取りされていない書という注意がいるかも。

  • 46頭のいい大学4年間の生き方 和田秀樹
    ・属人的発想より属事的発想
    ・読書は拾い読みと入門書が効果的:わかりやすく理解することが重要
    ・勉強の2つの動機の組み合わせが有効
    外発的動機と内発的動機
    ・3種類の不安
    1将来への失望
    2自己の理想像と現実との乖離
    3自己の欠点の実感

  • 大学の受け身の学習スタイルについての批判と、勉強がどう社会に出た時に差ができるか述べた本


    受け身の姿勢はやはりすべての分野でいい効果をもたらさない。それは一つの大学教育の病理的な形


    社会に役立つもの。実用的、建設的に何を得られるか
    様々なことを経験して学ぶのも良い。

    恋愛、遊び、学びすべてが大事

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著者プロフィール

1960年、大阪府生まれ。東京大学医学部卒業。精神科医。東京大学医学部附属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、高齢者専門の総合病院である浴風会病院の精神科を経て、高齢者専門の精神科医として、30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わっている。
主な著書に、『80代から認知症はフツー』(興陽館)、『病気の壁』(興陽館)、『70代で死ぬ人、80代でも元気な人』(マガジンハウス)、『80歳の壁』(幻冬舎)、『70歳が老化の分かれ道』(詩想社)、『老いの品格』(PHP)などがある。

「2024年 『死ぬまでひとり暮らし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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