東京古道散歩 (中経の文庫 お 13-1)

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  • 中経出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806136989

作品紹介・あらすじ

東京の古い道というと、中世・戦国時代の鎌倉街道、奈良・平安時代の古代東海道などがある。東京の古道をどこまで遡れるか、そんな観点から様々な道を辿り、古道を再発見し楽しむ歴史散歩ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 情報豊富で、本を読みながらブラブラ古道を辿るにはいいかも。
    ただ、普通に読もうとすると、ちょっと単調で、
    それでいて地図との対比がしずらくて。

  • 品川道の名は大田区で配布されているミニコミ誌で知った。さらに「品川道」をネットで調べている中で筏道に出会った。

    古代東海道の一部が鎌倉街道として利用されたように、品川道の一部が筏道として利用されたようだ。

    五反田から三田に歩いて行く時に利用していた道は、古い道だなとは感じていたが、古代東海道の一部であった。

    渋谷から調布へつながる瀧坂道は歩いてみたいと思った。

    淵江小学校前から北東方向にほぼ直線に伸びる道は、成田道という成田山新勝寺への参詣路の一部であることを知り(路傍の案内板より)、本書を読もうと思った。

    本書によると崖際、微高地上のほぼ直線の道は、ほぼ古道であるようだ。

  • 「古道」に焦点を当てた古地図散歩本。東海道・府中道・鎌倉街道の見所がまとめられた書。
    東海道では大田区池上スタート、府中道では府中スタートと、古道に焦点を当てるがために、都内の古地図本には珍しく郊外から記されている所が良い。 
    世田谷区に限って言えば著者のHPが非常に面白くこの書籍以上のクオリティだったりする。http://web.mac.com/ogikubo/SetagayaKODO/Welcome.html

  • 情報量が多すぎて目移りする。

  • 以前、本書片手に大宮八幡宮まで歩いた。

  • 東京の江戸時代以前の古道を巡る旅。古いマップに現代の地図を対比させて、写真もふんだんにあり、楽しいものになっています。

  •  江戸時代より前の鎌倉街道をはじめ、奈良・平安時代の古代東海道や府中と品川を結んだ品川道などを著者が自分で調べ、直接現場に行って取材もしている。しかし、紹介の順番の根拠が分からず、理解するのに苦労してしまった。
     でも、読む本というより、調べる本として考えたら良い本だと思った。今度は、この本を片手に直接歴史散歩をしてみたいと思う。

  • GWに人見街道を走ったので、なかなか興味深く読めた。旧道は、江戸時代に出来たのではなく、鎌倉や、さらに古い時代からあったんだなぁと悠久の時に思いを馳せることが出来る。

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著者プロフィール

1963年生まれ。東京農工大学工学部卒業。IT系フリーライターとしてデジタルカメラやスマートフォンの記事を書く傍ら、古地図収集と古道探索を行っている。著書に『東京古道探訪』(青幻舎)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 江戸・東京 古道を歩く』(山川出版社)などがある。「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)に古道研究家として出演経験あり。新潮講座「東京古道散歩」や「まいまい東京」などで、東京の古道や歴史を案内する野外講座のガイドも務めている。

「2022年 『古地図と地形図で発見!鎌倉街道伝承を歩く』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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