話し上手な人のアドリブの技術

著者 :
  • 中経出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806137658

感想・レビュー・書評

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  • 吉本新喜劇の元マネージャーの人との接し方の本。
    アドリブを中心に、コミュニケーションの取り方に関する本。

    相手をよく知り、相手に合わせて受けて、上手に自分の話も伝えるというのが趣旨。

    ●上手なアドリブに欠かせない3つのポイント
    1.相手のキャラクターを知る。
      相手の欲求(※)に合わせてアドリブをする。
      ある人に有効な発言が、ある人にはNGワードだったり。
    2.視点、立場を変えてみる。
      ネガティブな状況のときに、視点を変えてポジティブに言い換える。
    3.柔軟な考え方を持つ。
      こうあるべきではなかなか会話が進まない。
      自分の意見はいったん置いておいて、まずは相手の意見を受け入れる。

    ●注意点
    1.相手を傷つけない
    2.自慢話しない
    3.批評しない

  • アドリブの話である。来ることが分かっているものであれば,それを練習すればいい。アドリブは突然ふってくるし,想定できない事態というのは往々にして発生してしまうものである。そんな状況にどう対処するか?
    本書ではアドリブは「思いつき」ではなく「技術」であるという。技術ということは身につけられるということ。読んで,あとは練習して磨いていくだけだ。

  • そこまで準備してることは「アドリブ」の話ではないと思う項目もあり。
    会社で「分かりやすいうそ」で笑いは無理だなぁ。
    下げる自己紹介、嫌味をすり返る、などは同意できてすっきり。

  • •目の前のことを、ちょっと違った角度からとらえると、よいアドリブのネタが生まれる。
    •アドリブのセリフを用意しておく。
    •誰かのステキな言葉に出会ったら、忘れないように書き留めておく。「人生に終わりなんてない。あるのは、始まりだけ」「自分の手柄は自分のもの、人の手柄も自分のもの」
    •「要するに」に続く、本音を短くまとめたアドリブは、気付きと会話の潤滑油になる。
    •言葉を三つ並べることでガツンと印象に残す。
    •あえて黙ってみる。
    •嫌味は「聞き流して、問題をすり替える」
    •自己紹介は「自分を下げる言葉」を笑いながら使う。
    •何を言われてもプラスの返事をする。
    •ピンチは「わかりやすいウソ」で切り抜ける。

  • ------------------------------------------
    所在記号:809.2||オオ
    登録番号:20100477
    ------------------------------------------

  • アドリブはさいのうではなく技術です。これははっきり断言できます。
     
    会話のパターンや決めゼリフをいくつも用意していて、ここぞというときに、それを臨機応変に取りだしているのです。

     予想外のことを言われたり、急なスピーチを頼まれた時は、パターンを
    考え、自分のネタのストックから言葉を選んで話しているのです。

    だからアドリブは学んで、練習して、努力するば身につけられる“
    技術”なのです。

    吉本興業でマネージャーをしていた著者はいろいろな芸人さんなどを
    見ていくうちに学んだノウハウを書いていた。

    「ココロの元気にこだわる著者は・よい発送を生み・良い仕事をし・本気でヒトの面倒をみる・本気で会社のこと、地域のこと・国のことを
    考えるためだそうです。

    元気にするために良い場を作りよいコミュニケーションがとれ、
    良い雰囲気を作ることが大切。
    それにこのアドリブが役に立つそうです。

    場の空気が読みにくい人や読めてもどうしていいかわからない
    人にはコミュニケーションツールとしておすすめ!

  • インパクトある分かりやすいアドリブを用意!!相手によって組み合わせ♪
    今日みたいな梅雨のイライラ時期は面白かった本の再読で気分一新。

  • チェック項目20箇所。アドリブは才能ではなく技術。学んで、練習して努力すれば身につけられる。経験を重ねるからできる。・・・思い付きやでたとこ勝負ではない。ポジティブシンキング・・・離婚した→仕事に打ち込める、また恋愛できる。笑顔も立派なアドリブ。信念がしっかりしているからこそアドリブができる。普段から考えてシミュレーションする。相手のキャラを把握し、自分の引き出しから何を出すか考える。自分を抑える・・・自分の意見を置いてまずは相手の意見を聴く。場の空気、TPOを配慮して喋る。3つの注意・・・人を傷つけない、自慢話をしない、批評しない。「自分にとって〇〇とは△△である」と思考を整理する。不幸は笑いに変える。卑屈な言葉にはフォローを・・・「そんな〇〇さんだから好かれるんですよ。」相手を思いやるウソなら、上手につけるように。自分の頭の中がからっぽなら相手に話してもらう。嫌なことを切り返すのには、聞き流して、すりかえることが有効。自己紹介は「自分を下げる言葉」を”笑いながら”言う。不幸話は暗く言わない。

  • さらっと読めてなるほどと思うこともあり、もっかい熟読してみたいと思います。

  • ナイナイの岡村さん等のマネージャをしていた方が売れるお笑い芸人の特徴をピックアップして理論を体系的にまとめた本。

    って書くと堅苦しいが、2〜3時間程度で読める良著。
    アドリブは技術とあるがまさにその通りだと思う。
    手品で言うとアウトを考えるっていうのに相当する。
    マジシャンが失敗したときにうまくリカバリーをする時もとっさにネタを考えるのではなくてストックネタからフォローしてるのと同じ。

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著者プロフィール

奈良県生まれ。

(有)志縁塾代表取締役

京都ノートルダム女子大学を卒業後、吉本興業に入社。横山やすしのマネージャーを務めながら、宮川大助・花子、岩井小づえ・みどりを売り出す。23歳の時には「花王名人劇場」のプロデューサーを任されるなど、「伝説の女マネージャー」として知られている。

2003年3月、有限会社志縁塾(しえんじゅく)を設立。2005年にスタートした【講師塾】には、オリンピックのメダリストや元Jリーガー、教師、経営者、人事担当者、労働組合の執行部、士業、デザイナー、政治家など、その受講者は、2,000人を超える。

2016年3月、法政大学大学院・政策創造研究科、政策創造専攻 修士課程修了。

「最新版はじめて講師を頼まれたら読む本」(KADOKAWA) 「また会いたい!と思われる人になる」(WAVE出版) 「ごきげんで生きる48の方法」(朝日新聞出版)など多数。

「2022年 『新装版 元気セラピー 読むだけでやる気になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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