- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806141259
作品紹介・あらすじ
「新人の指導を任されたが、何から手をつければいいのか」「勉強はしているのに、子どもの成績が一向に上がらない」…職場や家庭で「教える」ことの大切さは痛感していても、「実際、どうすれば?」がわからなくて困っていませんか?「教え方」のプロ・安河内先生が本書で紹介する、効果抜群の「教え方のコツ」をぜひお試しください。
感想・レビュー・書評
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教師や指導者には参考になる部分の多い内容であると思う。
「部下を持つ上司」にとっては参考になる部分が少ないかもしれない。
また、「授業」や「講演」を「プレゼンテーション」と置き換えて読めば、ビジネスマンにも参考になると思う。
肝心の内容は、長年の経験で培ったノウハウが書いてあった。
特に私にとっては、生徒との距離感の持ち方が参考になった。
「近すぎてもダメ」「遠すぎてもダメ」押したり引いたりするのが大切だというのが、よくわかった。
また、授業の組み立て方の部分も大変役に立つ情報がたくさんあった。
今後、自分の仕事の役に立てていきたいと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
講義には準備が90%であろうということを改めて学んだ。
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こないだ買って、この手のこの厚さの本は、かなり一気に読み終わりますね。購入するってもったいないくらい…って、大概の本は2~3時間あれば読めたりするし、めんどくさかったら速読はわからないけど、パラパラ…って大体は内容をとれますよね。
この本の著者は予備校?塾?の先生らしい。
この人の書いてあることで、これはいただけないかもね…っと思ったのは、「教育学」の専門書には決して載っていないような、「すぐに役立つ現場の知恵」ともいえる「教えるコツ」を本書にあますところなく収録しました…とかいてあるところ。あまり目新しいものはなかったけど、教育学の専門書にないかといわれると、あるよ…とは思う。
10を知ってこそ1を教えられる
これは、正しいとは思うけど、すべての分野できているわけではないな…とは思います。
知識をわずかしかもたない人は、大事な部分に絞り込んだり、「これはこうだ」と断言したりすることがなかなかできず、よけいな周辺情報まで伝えてしまいます。そのため、どこが大事なのかわかりにくくなってしまうのです。
これは本当にそうですよね~って。知らないと思いきったそぎ落としは難しいのです。
2単位で家庭基礎を教えるって、難しい。そぎ落とす量の方が多すぎて…。
書いてあることは、本当にそうですよね~って文字で読むと面白い。集団の教えるレベル設定の話とか、そうだよね~って思いながら、最下位クラスでの注意点とか笑ってしまいます。
少数派への親切心で、教える内容のレベルをズルズルと下げていく…って、学校ではよく見ること。これは、本当はみんな勉強しなくなる一番の方法なんだよねって私は思います。
これは本当にそうだよね…って思うのは、雑談は聞き手にとっては「おもしろいけど、役に立たない」
給料をもらって遊んではダメですって言葉も、よく見るよ…って思わされる授業でしたね。
そんなゆとりをもって、無駄話をする暇があったら、家庭科に授業時間を欲しい~ってね。
楽しく読んだけど、伸びにくい人伸びやすい人の表のやり方をやると、下手すると反感を買うんだよね…って。それ以外伸びない…って思っていたから、とっても共感したのですが、その層の学校出身の先生から文句言われましたね。いじめているとか、傷つけているとか…。伸びてほしいと思ってただけなんだけど…というのを書いてあったので、スーッとしました。感謝。 -
教えるプロだけあって分かりやすくまとまってる。