100円のコーラを1000円で売る方法

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著者 : 永井孝尚
  • 中経出版 (2011年11月29日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806142393

100円のコーラを1000円で売る方法の感想・レビュー・書評

  • カスタマーマイオピア。

    書店ではよく見かけていて、マーケティングにはここのところ強い関心がなかったので、素通りしていたのだが、今日ふと、ついにタイトルにつられて買ってしまった。ストーリー仕立てになっていて、1時間もあれば読めてしまう。

    正直、タイトルから期待したほどの刺激はなかったかも知れない。が、基本的なマーケティング理論をしっかりとおさらいできる。自分の知識や理解を振り返り、もう一度補強できてよかった。

    買うときに、ちょっと高いかな?という気がしたのだが、最後の付録に、本書で説明するマーケティング理論の原典が簡単に解説付きで紹介されていて(原典を記号的に羅列しただけではない)、必要であれば、さらにもっと本格的に詳しく勉強することもできる。とても丁寧だと思うし、それだけの情報を整理して、一冊の本にしてあるってことは、やはりしっかりと価値はあるかな、と納得。

    奥付を見ると第21版だった。なるほどね。良本だと思います。お勧め。

  • 2016年10月24日読了。ビジネスとマーケティングとは?顧客と自社のサービスをどう定義するか?バリュープロポジショニングとは?などのある種かたいテーマを、物語仕立てでエッセンスを解き明かしていく本。著者と書名に記憶があり図書館で何となく手に取ってみたが、読みやすく大変面白い。読めばすぐ腑に落ちる内容なのに、実践できず失速していく企業の方が世の中に多いのは、やはり「現場目線」ではどうしても今自分が持っている技術・作っている製品から発想が離れることができないからなのだろう。現場を現場から引き剥がし、「これ」と信ずる方向に会社を持っていくことがすなわち経営・リーダーシップであり、それを実現するための手段としてロジカルシンキングや多くのビジネス用語が存在するのだな。コトラーの本は、とにかく読んでおくべきなのかも。

  • Prologue 宮前久美、登場
    Round1 アメリカの鉄道会社はなぜ衰退したのか? -事業の定義-
    Round2 「お客さんの言いなりの商品」は売れない? -顧客絶対主義の落とし穴-
    Round3 顧客の要望に100%応えても0点 -顧客満足のメカニズム-
    Round4 値引きの作法 -マーケットチャレンジャーとマーケットリーダーの戦略-
    Round5 キシリトールガムがヒットした理由 -バリュープロポジションとブルーオーシャン戦略-
    Round6 スキンケア商品を売り込まないエステサロン -競争優位に立つためのポジショニング-
    Round7 商品を自社で売る必要はない -チャネル戦略とWinWinの実現-
    Round8 100円のコーラを1000円で売る方法 -値引きの怖さとバリューセリング-
    Round9 なぜ省エネルックは失敗してクールビズは成功したのか -コミュニケーションの戦略的一貫性-
    Round10 新商品は必ず売れない -イノベーター理論とキャズム理論-
    Epilogue 終わりなきマーケティング戦争

  • 読みやすく、分かりやすい良い本

  • 小説とは予想外だった。
    マーケティングの基礎が楽しく理解できた。

  • ストーリー調に書かれた架空のソフトウェアメーカーのマーケティング本。
    網羅しているほど多くの内容が書かれているわけではないが、ストーリーに沿って読めるためすぐに読み終わった。
    マーケティングは顧客中心主義が重要だが、一般的な認識は顧客の言うことに全て答えることが大事である、とすること。
    しかしながら、顧客の考え方にも疑ってかかり、顧客のニーズに合わせて価値を上げることが最重要である。

  • マーケティングの本ではあるが、営業を始めて半年くらいの慣れてきた方が読んでも良い。わかりやすい物語になっているため通勤時間で軽く読めてしまう。入門書に最適だ。興味が沸いた分野を深く知りたいと思ったら巻末で書籍紹介もされているという新説設計。是非2と3巻も読んでみたい。

  • シリーズ第1作目は良かった。バリュープロポジション。カスタマーマイオピア。プロダクトセリングとバリューセリング。考え方は良くあることだが分かり易い。

  • 読み始めてもタイトルと全然違う会計ソフトを売る話。主人公の女の子がやな奴で感情移入できない。井上くん情けなさすぎる。

  • 物語を通してマーケティングの流れを解説している一冊。マーケティング用語をあまり知らない初心者でも分かりやすく説明されていて分かりやすい良書。

  • なかなか面白い本だった。

  • タイトルと内容が良い意味でズレている。顧客に手に取ってもらうために最重要なキャッチコピーとしてタイトルをつけたのだろう。
    内容は、自己中心的で熱血漢というできれば友達になりたくないような営業ウーマン宮前が、上司の与田にヒントをもらいながら顧客志向で考える方法を少しずつ身に着け、結果に結び付けていくという、ストーリー仕立てのマーケティング教本。ついつい自分でも陥りがちな思考の落とし穴を、与田が指摘してくれるような気がして学びやすい。

  • 中身は薄いけど読みやすい。

    会計ソフトを売るために、どんな視点を持てばいいかをストーリー仕立てで教える本です。

    まー、普通と言えば普通ですが、読みやすいからビジネス小説を読んだことがない人にはいいかも。

    とはいえ、これを読む人はビジネスマンが多いと思うので、もう少し中身が充実してたら良かったかな。

    文章の感じは悪くないと思いますので、暇つぶしにどうぞ。

    定価で買うほどではないと思いますよ。


    <響いたポイント>
    顧客満足とは、顧客の期待値を上回る価値を提供すること(価格が高くても、期待以上に満足すれば、勿体ないとは思わない)

  • マーケティング業務を紹介する一時話題となった本。物が売れなくなった今の日本で必要な考え方だと思っている。マーケティングを紹介する本はいろいろあるがその中でも分かりやすい部類に入ると思うし初心者でも分かりやすい。

  • ビジネスで必要なマーケティング理論を小説のように物語口調で展開していく。

    非常に読みやすく、入門的な本。
    勝手な持論だが、入社2年目以降の会社での目標が分からない若い人に見てもらいたい。

    しかし、この男は事あるごとにホワイトボード前に行って板書をする変な男だ。笑

  •  本書の問い、「100円のコーラを1000円で売る方法」に対する直接的な答えは「モノ(商品)を売るのではなく、コト(体験)を売る」ということですが、そのためには「顧客のいうことを鵜呑みにして受け入れる姿勢(カスタマー・マイオピア)から脱却すること」が必要だといいます。本書は、カスタマー・マイオピアから脱却するための考え方を紹介している本と言っても間違いではないと思います。

     物語の主人公久美は営業部から商品開発部にきた強気な女性。顧客の言うことを聞けば良い製品ができると信じてやまない久美に対して、マーケティングに精通した与田が厳しい指導を加えてゆくという物語です。しかしまあこの久美という人物、行動力がすさまじい代わりにあまりに自尊心が高いというか、自己中心的というか……最後までこんな態度をとっていて、ほかの人がついてくるのかは気になるのですが……。

    以下、メモしておきます。

    ・事業をどのように位置付けるか?, p. 28
    (化粧品会社の例)
    製品志向……自社の事業を化粧品の製造販売と考える
    市場志向……自社の事業をライフスタイルと自己表現、夢を売ることと考える(=顧客志向)

    ・顧客志向とは何か, p. 65, 157
    顧客満足 = 顧客が感じた価値 - 事前期待値

    顧客のいいなり(カスタマー・マイオピア)の場合
    100 - 100 = 0

    ・バリュー・プロポジション, p. 105
    顧客のニーズを考える基本的な枠組み(のひとつ)
    1. 顧客が望んでいる価値であり、
    2. ライバルが提供できない価値であり、
    3. 自社が提供できる価値

  • マーケティング分野にまったく触れず企業に勤めるようになった新人にとりあえず読ませておこうかなという本。
    ストーリーがとにかく明快なので働く上での心構えとして良いと思う。

  • 会計ソフトウェアのマーケティングについて物語調で書かれている。

    短い話のなかに多くのマーケティング理論が盛り込まれており面白い。

    ・事業の定義を明確にする
    例)
    アメリカの鉄道会社は事業を「鉄道サービスを提供すること」と考えた
    →移送サービスを提供することや、その先にあるものを事業としなかった。
    →バスや飛行機に顧客を取られたときも、自分たちの問題じゃないと考え、会社が衰退してしまった。

    ・顧客満足=顧客が感じた価値-事前期待値
    →顧客の見当違いの要求を排除することや、顧客が気づいていない価値を提供することが重要
    →双方にとってWinWin

    コスト戦略について
    →圧倒的に低価格で商品を提供するためには、高い市場シェアがなければいけない。単に低価格路線を取るだけでは低収益に喘ぐこととなる。
    →→牛丼チェーンが陥っていること?
    →→携帯三社は、Dの一人勝ちの時代なら、もっと下げられたと思う。

    ・ブルーオーシャン理論
    レッドオーシャンを酒、競合の少ないブルーオーシャンを創造、開拓する。
    →増やすもの、減らすもの、付け加えるもの、取り除くものを明確に。
    →新しい価値を創造すること。

    ・街の電気屋のニーズ
    家電量販店が普及しても、街の電気屋は、地域密着、シニア層をサポートすることで成り立ってる場合が多い。
    →話はそれるけど、最近のスマホ、パソコンは完全に中高年無視のサービスだと思う。移行とかネットとかあの説明でわかるわけない。

    ・バリュープロポジション・・・顧客が望み、競合他社ができない、自社ができる価値

    ・100円のコーラを1000円で売る
    →リッツカールトンで飲むコーラ
    最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついた、この上なく美味しい状態で、シルバーのお盆に載って運ばれてきた。
    →心地よい環境で、最高に美味しく飲めるという体験(価値)を売っている。
    →→個人的に、それでも1000円は高いんじゃないかと思うけど、内容は納得。

    省エネルック、クールビス
    →省エネルックは、ターゲットのサラリーマンがどう思うか、よく考えなかったので浸透しなかった。
    クールビズは、おしゃれで涼しげ。

  • マーケティング理論をストーリー仕立てで解りやすく説明しており、非常に読み易くすんなりと脳に浸み込んできました。
    ・市場志向と製品志向
    ・顧客満足=顧客が感じた価値-事前期待値
    ・バリュープロポジション
    ・カスタマーマイオピア(近視眼)
    ・マーケットリーダーとマーケットチャレンジャー
    ・ブルーオーシャン戦略
    ・プロダクトセリングとバリューセリング
    ・イノベーター理論とキャズム理論

  • 「マーケティング・経営戦略基礎」クラスの受講中に読書。クラスを学んでいればなんてことはないが、

    ・市場の定義
    ・戦略のスタンス(リーダー?チャレンジャー?など)
    ・同じ業界すべてが敵とは限らない
    ・ペルソナ/DMUをありありと設定する
    ・PLC

    キーワード:整合性をとった、マーケティング・経営戦略を立てよう

  • 学んだこと
    ①顧客は自分の課題を知らない。ユーザーではなく企業側として課題を把握するために商品を知る
    ②顧客が感じた価値ー事前期待値=顧客満足
     顧客の期待に全て答えてもそれだけでは0
    ③バリュープロポジション(顧客が望んでいて、他社が提供できない、自社が提供できるサービス)
    アクション
    ①担当タイトルのブログ・SNS情報を朝出勤後チェックする。また通勤時にゲームをプレイする
    ②他社の成功事例を学ぶために社長著書本や成功事例の書いてある本を月1冊読む
    ③他社ゲームを1週間1タイトル遊び自社ゲームとの違いをメモに書く。さらに自社の強みもメモにまとめておく

  • 顧客中心主義とは?

    →顧客満足は、顧客が感じた価値から事前期待値を引いたもの
    バリュープロポジションとは、顧客が望んでいて、ライバルが提供できない自社が提供できる価値のことで、価値がどこにあるかを明確にすること。時間とコストをかけて他社と同じことをやっても意味がない
    目の前のお客さんが言っていることを鵜呑みにして、すべてに対応してしまって、ほんとにお客さんが必要としていることに対応できないことがカスタマーマイオピアであり注意が必要。顧客の課題に対して自社ならではの価値を徹底的に考え提供することが重要

  • セールス、マーケティングの入門書として良書。
    顧客志向の誤った解釈が、これまでにもたらしてきた弊害とあるべき姿を、1つの架空の会社のストーリーをもとに分かりやすく解説している。

    これだけで全てを理解し応用することは不可能なので、次に何を読むかが重要?

  • マーケティングについて幅広く知ることができた。

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