- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806142553
感想・レビュー・書評
-
ブッダの教えを、”執着”をテーマに分かりやすく解説している。それぞれはとても分かりやすく、ブッダの教えも一貫していて良く理解できる。
ただ、分かりやすく書いている、というより口述筆記のようで話がサラサラと流れて行ってしまっている。
読みやすいと言えばよいが、200頁で文字も行間も大きいから、どうしても物足りなく感じてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
落ち着いた内容でしたが、参考になる箇所はそれほど多くなかったと思います。
-
「いまを生きる」。
たとえば、いま、
この1分でできることを
しっかりやる。
そして、次の1分に
できることにも集中する。
そうやってシンプルに生きていけば、
ストレスを感じることはないのです。
(アルボムッレ・スマナサーラ/スリランカの僧侶
『執着しないこと』より)
* * *
ココロが過去や未来に
さまようと ゆらゆら揺れて
不安定になってしまう
考えない練習をしよう
過去も未来もない
いまを感じること
目の前のことだけに
気持ちを込めて集中する
ただ淡々と……
この1分をしっかりと
次の1分をていねいに -
【抜粋】
親しい人の死に直面した場合、どうするべきか説明しましょう。
まず自分の中にわいてきた悲しみのショックをジーッと味わってみて下さい。心に、悲しむための時間を数時間あげるのです。悲しまないように、泣かないように、と無理をする必要はありません。
その状態で2〜3時間たったら、「この現実は誰にも避けられないことだ。人は誰でも亡くなる。それは当然なこと。世に起こる普通の現象だ。自然法則だ。」と自分に言い聞かせるのです。
すると、悲しみがゆっくりと減っていくはずです。そうしたら、すく気持ちを入れ替えます。いま自分は何をすべきか、いまの自分の義務は何なのか、などを考え、行動に移すのです。どんなに悲しくても、黙っていてはいけません。身体を動かすのです。それで冷静になれます。
そして、一連の「自分がすべきこと」をきちんと務めたら、その後は、亡くなった相手への感謝の気持ちを持ち続けることです。たとえば、お母さまが亡くなったのだったら、お母さんにしつけられたように、よい人間になることが、お母さんへの恩返しだ。の思いを持ちつづけながら、自分の人生を歩んでいくのです。 -
結構納得できるものだった。過去や未来に振り回されない方法だと思う。
-
読みやすい仏教本。他人を理解するには自分を理解すること「自分は他人から何をしてもらうと嬉しいのか」。将来の夢は持たない方がいい、今に集中すると良い←←これはコーチング系の本とは真逆を言っていて大変好感が持てる!d
-
1/27〜1/30
-
人は、「怒り」「嫉妬」「欲」などが原因で、エネルギーを減らしてしまいます。
しかし、大人になってもエネルギーを満たし続ける人たちも存在します。彼らの秘密は「明るさ」です。
著者は、この明るさは仏教的にいえば「捨てる道」を選択し、あらゆることに対して執着しない潔さにあると強調します。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=1943 -
仏教の教えを用いて書かれていて解かりやすい本です
子育ての話で「愛情」で育てるのではなく「慈しみ」で
育てるという言葉は印象的でした。
見返りを期待せず淡々と自分の義務を果たす事だそうです。
こだわり、執着、怒りとか沢山もってるものも
少し捨てて楽になれそうな本でした -
執着についていろいろな角度から書かれています。
本当に執着を手放すことが出来たら、すごく楽に生きられる
と思います。