アジサイはなぜ葉にアルミ毒をためるのか (樹木19種の個性と生き残り戦略)

著者 :
  • 築地書館
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784806715368

作品紹介・あらすじ

北海道から九州まで、日本を代表する樹木19種を、
「森の案内人」のエキスパートである著者が解説。
外見の特徴、他の生き物との関係、生き残るための多様な戦略――
身近な自然木の魅力にあっと驚く本格的な樹木ガイド。

感想・レビュー・書評

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  • 詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノートをご覧ください。
    http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1970.html

    予想に反して、中身が濃く 読むのが難しかった。
    馴染みのない植物が多く、それらはパスしてしまった・・・。

  •  「エッセンシャル植物育種学農学系のための基礎(國武久登編著)」からの流れで図書館で借りた。
     ネムノキ、サザンカ、ガクアジサイ、ヤマグルマ、ドロノキ、ヤマツツジ、ミヤマハンノキ、ズミ、マテバシイ、カナメモチ、ハゼノキ、イスノキ、モチノキなど前半に解説されている木々について大変興味深く読めた。
     なかなかこういう視点で木のことを考えることはなかったし、確かな知見のもと著しているので好感が持てる一冊だ。

  • 読売新聞の書評に載っていたので読んでみる。
    タイトルのアジサイだけでなく、日常的にみられるものも含めて全19種の植物について紹介。きちんと研究報告も引っ張ってきているので、内容がとても充実した一冊である。
    マテバシイがノリ養殖に関わっているということを初めて知った。千葉県の方でマテバシイを使った養殖が盛んだったらしい。

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著者プロフィール

フランス文学者。1901年、東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部仏文科卒業。東京高等学校(旧制)教授を経て、48年、東京大学教授、62年、同大学名誉教授。文学博士。1975年、逝去。主な著作に『フランソワ・ラブレー研究序説』『フランス・ユマニスムの成立』『フランス・ルネサンスの人々』『戦国明暗二人妃』『世間噺・戦国の公妃』『世間噺・後宮異聞』など、おもな翻訳書にエラスムス『痴愚神礼讃』、ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』など。



「2019年 『ヒューマニズム考 人間であること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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