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- Amazon.co.jp ・本 (147ページ)
- / ISBN・EAN: 9784806745402
感想・レビュー・書評
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幼稚園と保育園の違いから始まって、保育園の歴史、子どもの発達段階と、それに対応した保育のあり方、そして、保育に必要な環境、保育の未来・・・保育のことはよく分かりませんが、説明が多岐にわたっていて、説得力があります。何よりも子どもたちと真剣に向き合っていて、子どもたちの成長にとって少しでもいいことをしてあげようという、強い意志のようなものが伝わってきます。
表紙に、子どもたちが絵の具で絵を描いている写真が使われているのですが、どの子の表情もとても真剣で、楽しそうで、実に細かく描き込まれているのが印象的です。
この写真の子どもたちは、この後、どのように成長されていったのでしょうか。ぜひお会いしてみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3歳の娘を、さくら、さくらんぼ保育を行っている保育園に通っています。先生を呼び捨てにする、大人が物事を教えない。絵を描くときにクレヨン一本しか与えない。など、独特のルールがあるので、興味を持って創始者の本を手にとってみました。乳幼児の成長を生物の進化になぞらえた、興味深い考え方です。どう思うかはひとそれぞれだと思いますが、待機児童の解消を歌い、合理化をさけび、ただ安全に「預かる所」という、保育園が増える中、情熱的に「保育」を行う保育園は、ありがたい存在だとおもいます。
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