- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808306984
感想・レビュー・書評
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小さなアマガエルくん、かっこよくて、たくさんの仲間、プレゼント、宝物を持ってるトノサマガエルを羨ましがってるけど、ふとしたことで手に入れた携帯電話と、かかってくる声に導かれて、とても素敵な宝物を見つけることができます。見えないものほど大切だと気づくステキな話です。
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主人公を見守る視線があるのです。細部が凝っている絵本です。自分にとって本当に価値あるものとは?大人でさえ見失うことです。
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3-1 2015/11/18
3-2 2015/11/18 -
読み聞かせボランティアで小学1年生に読みました。
読み聞かせには少し小さめなのですが、
教室で前の方に集まって読むくらいだったら
1年生なら見えると思います。
かえるくんが携帯電話の落とし主からの
誘導で、ちょっと冒険するのですが、
最後にはその意味が1年生でもわかってくれた
と思います。キラキラピコピコ動くものだけが
宝物ではないことを。道徳の授業みたいに
なりそうでならない微妙な感じがよかったです。 -
表紙を見て、なんでかえるの「か」だけカタカナなのかな思ったら、カタカナではなく漢字でした。
「力える」には「力(ちから)+得る(える)」という作者のメッセージがこめられています。
力エルくんは、お隣に住んでいるトノサマガエルくんと自分を比べ、ぼくには何もないと思っています。
ある日、携帯電話を拾い、持ち主に届ける旅に出ます。
杉の木山の温泉で、出会ったサルのおばあさんが、楽しいお話をいっぱい聞かせてくれたので、そのお礼に歌を歌ってあげると、「そのすてきな声は、たからものだね。」と言ってくれました。
その後も出会ったみんなから、たくさんの宝物をもらったり、自分自身が持っている宝物に気付かせてもらったり。
力えるくんは、目に見えない宝物がたくさんあることに気付きましたが、子どもはどれくらい自分の宝物に気付いているのかな!?
力えるくんは、携帯電話の持ち主が誰なのかわからなかったようですが、絵本のページのあちらこちらにそっと見守る姿が描かれています。 -
「たからものがみつかりますように」と、願い事を書いたカエル君。でも、本人が気づいていないだけで、本当は、皆、宝物をもっているのです。って事を気づかせてくれる大事な本。ふくろうさんのお手柄ですね。
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20091125 読み聞かせ
http://ameblo.jp/ohanashi-time-kasumi/entry-10396386827.html
20091202 読み聞かせ 1年
http://ameblo.jp/ohanashi-time-kasumi/entry-10401829804.html -
落し物の携帯電話を届けに、小さな旅にでた“カえるくん”。「ぼくは小さなアマガエル・・ぼくには、何もない」と思っていましたが、旅での出会いの中で、自分の中の“たからもの”に気付いていきます。さて、その“たからもの”とは・・・。
子ども達・・、もちろん大人だって、たくさんのたからものをもって生きている。そしてそのたからものに気付かせてくれるきっかけは、すぐ目の前にあるのかもしれないね。
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平凡なカエル君がいろんな体験をしながら自分の持っている宝物に気づく話。