もっと知りたい歌川国芳 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
- 東京美術 (2008年3月5日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808708405
感想・レビュー・書評
-
最近、歌川国芳がマイブーム。
国芳一門の歴史小説読んでおりまして。
水滸伝シリーズ、がしゃ髑髏、そして一番好きなのは猫の絵。
絵からにじみ出る江戸っ子の粋に、国芳はどんな人物だったのかが気になって読んでみた。
豊国入門からの不遇時代、
水滸伝シリーズのヒットからの全盛期、
そして幕府の禁令逃れを粋で切り抜け、
晩年の作品。
国芳の生涯と作品が簡単に分かる、作者それぞれのもっと知りたいシリーズ国芳編。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
●大胆奇抜な仰天浮世絵をひっさげ、国芳見参!
文化文政、江戸文化の爛熟期から幕末にかけて活躍したチャキチャキの江戸っ子浮世絵師国芳は、大胆奇抜な発想と抜群のテクニックで、
江戸庶民のニーズに応え多彩な絵をものした。その膨大な画業を年代とテーマでたどる。
●武者絵や怪奇絵だけじゃない、庶民とともに生きた天才エンターティナーの愛すべき素顔と、驚きの作品群。
勇猛苛烈な豪傑絵で「武者絵の国芳」として名を馳せたが、リアルな怪奇絵や洋風表現をとりいれた独特の風景画、細やかな情愛がにじみでた風俗画、
機知に富んだ風刺画や動物戯画など、作域は驚くほどに広く、そのどれもが描く楽しみにあふれ魅力的だ。反骨のエンターティナー絵師の手によって、
幕末期をたくましく生きた江戸庶民の姿が生き生きと浮かび上がる。(アマゾン紹介文)
いくつか国芳をテーマにした本は読んできたけれど、お弟子さんたちを芳年以外に紹介しているのは珍しいような。
偏りがちな国芳の画を、オールマイティにそろえた良書です。 -
雑誌「和楽」で国芳を知る。
カッコいい、面白い、動きを感じる!
筆者さんの国芳愛も楽しめる。 -
[墨田区図書館]
息子の苦手な歴史が江戸時代に突入。ちょうどその頃、江戸東京博物館では浮世絵の特別展示期間が。うーん、近いのに江戸東京博物館には行ったことなかったしな、と、この機会に行かせてみることに。その際に少しでも興味をもって高い閲覧料に見合うぐらいの記憶と結果を得られるようにと、図書館で組まれていた特集コーナーから数冊借りてみた。
この歌川国芳、単に私が知らなかっただけなのか、いやいや授業では歌川広重だけできっと教えてもらっていなかったはず、だけどこの表紙絵に選ばれた骸骨といい、クジラの大きな絵といい、結構インパクトがあるのになぁ?
いずれにせよ、子供達にはこれらの浮世絵を展示した特別展よりも人力車など"体験"できるものがある、無料の常設展の方が面白かったみたい。まぁそれも経験と想い出かな。 -
美術
-
(2017-06-10)
-
浮世絵見に行く予定なので、予習です。
かっこいい! -
国芳さんの人柄を浮世絵とともに振り返ることができる。
分かりやすい。