すぐわかる画家別西洋絵画の見かた 改訂版

著者 :
  • 東京美術
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784808708924

作品紹介・あらすじ

中世から現代まで、各時代を代表する画家53人を掲載。巨匠が駆使した技法とその効果を分析し美の秘密を解明。「画家のことば」からは創造の源にある考え方が伝わる。「名画の見かた」では一枚の絵に秘められた真実に迫る。時代背景や驚異的な技法など詳しい知識もコラムで紹介。

感想・レビュー・書評

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  • 14世紀から20世紀までの、西洋美術を知るうえで欠かせない画家53人をとりあげ、画家の作風や画歴、作品の見かたを、見開き単位で、読みやすくコンパクトにまとめた入門書。

    画家については残された言葉や風貌がわかる肖像画も入れて、多角的に紹介する。また技法の解説も充実しており、画家のこだわり、見どころ、美術史上注目される理由などが制作面・造形面から理解でき、鑑賞の際に参考となる。

    本書は2002年2月刊の『すぐわかる画家別西洋絵画の見かた』の巻頭に「キーワードで読み解く西洋絵画」、巻末に「3つのキーワードで読み解く西洋美術史」を増補し、改訂いたしました。

  • 大きな流れでざっくり西洋絵画のポイントがわかってよかった。

  • 一人一人を詳しく取り上げているわけではなく、「どんな画家がいたか」を確認するにはよい本だと思う。

    「【画家別】西洋絵画の見かた」というタイトルは、ちょっと当たっていないような気がした。もうちょっと、西洋画家に共通した手法や図像学のようなものを説明するコーナーがあったほうがよいような気がした。個々バラバラに説明されても、まとまりがないと思った。

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著者プロフィール

1957年横浜生まれ。早稲田大学第一文学部美術史専攻、同大学院で学ぶ。現在、帝京大学文学部史学科、大学院文学研究科日本史・文化財学専攻教授。群馬県立近代美術館特別館長。畠山記念館顧問。日本フェロノサ学会会長。西洋と日本の近世近代美術を専攻。リヴィジョニズムとグローバル・アート・ヒストリーの視点で、特に世紀転換期のアメリカ美術、アール・ヌーヴォー・アール・デコなど装飾美術、ジャポニスム、写真史などを研究。

「2022年 『日本でしか観られない世界の名画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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