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- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784808710019
作品紹介・あらすじ
本シリーズは、葛飾北斎のたぐいまれな観察力や、テーマを選ぶ独自の着眼点、演出の巧みさ、それらを表現し得る高度な技術に特に注目し、全4冊にわたってひもといてゆく大型画集です。
名品集としてだけでなく、クローズアップを多用することで、従来のファンにもさらなる北斎の魅力を発見していただくよう構成しています。
□さらに、これまであまり紹介されることのなかった貴重な作品を収載した「特別付録ページ」を各巻に設け、伝記や年表なども交えて、北斎をより多角的に知ることができます。
第1巻は、故事古典を知り尽くした北斎の想像力が生みだす迫力満点の世界を紹介します。
感想・レビュー・書評
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富嶽三十六景や北斎漫画といった著名作品だけではなく、これまであまり注目されることのなかった作品に光をあてている。とりわけ全図の中からみどころといえる部位をクローズアップした手法は拡大図版ならではの新たな北斎の魅力を伝えてくれる。龍や虎といった架空の動物が、類いまれな想像力をもって力強く、ときに洒脱に描き上げられている。多彩で卓越した画想。的確な筆遣い。画貌はリアルで神々しい。息をのむほどの迫力と緊迫感は決して過褒でないことを思い知らされる。
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こんな北斎もいたのだ、と。
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