- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784809410000
作品紹介・あらすじ
9割の人はなぜサッカーの見方を間違えるのか?実際に起こったプレーからその"駆け引き"を徹底分析。
感想・レビュー・書評
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サッカー「観戦力」が高まる
・サッカーの見方を考えるうえで非常に参考になる本。面白い。
システムを観る4つの視点
・システム:戦術を理解するための言語の役割。言葉によるコミュニケーションを最小限に抑えなければ、スピード感のある試合には付いていけない
・システムは11人の最大公約数を見つけ出す作業
・システムの噛み合わせをみる:相手との相性
パス回しを観る視点
・パスの優先順位
1裏へのスペースへのパス
2味方FWの足元へのパス
3ボランチへのパス
4サイドバックへの横パス
5GKへのバックパス
・ピッチを広く使う
・階層を作る
・逃げるパスコースを用意する
・狭く守り、広く攻める詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
サッカーワールドカップ南アフリカ大会から4年間、にわかサッカーファンを克服するべく、戦術の本、監督の本、選手の本などを読んできました。
そして本署に辿り着いたわけですが、ちょうどこれまで読んできたものを総括するようなもので、バラバラだったものが一つにまとまっていく感じでした。タイトル通り、"「観戦力」が高まる”ことに重点を置いた内容で、久々に読み応えのあるものに出会えました。
基本的な知識はある程度前提の内容になっているので、超初心者の方には難しいかもしれません。4-2-3-1など、各フォーメーションの特徴はある程度頭に入っているレベル以上の方にお薦めです。
フォーメーションの話も少し出てきますが、FWやMFなど、各ポジションの役割が解説の中心です。
できたら図があるともっとわかりやすいと思いますが、そういった欠点を除いても読む価値ありです。
ブックレビューブログ『本でもって』内の記事はこちらから
http://genpou.jugem.jp/?eid=73 -
選手のどんなプレーが「いいプレー」なのかをわかりやすく解説。
選手目線で見ても、トップレベルの選手がどんなことに気を配ってプレーしているのかがわかるので、すごく参考になる。 -
良書。カテゴリー毎に区分して、短い文章で分かりやすくポイントを整理、解説している。感覚的には理解しているものも多いが、文章にして整理している点に大きな意味があると思う。繰り返し読みたい本。
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ドリブル、パス回し、ラインコントロール、ディフェンス、中央突破、サイド攻撃、攻守の切り替え、プレッシングを観る視点がアップデートされた。戦略的理解を高めて、開幕したJリーグ観戦に備えたい。
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良かった。少しこれでサッカー観戦がまた面白くなりそう!
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とても興味を持って読めたサッカーの戦術、見方を解説した本。筆者はプレーヤーとライターをやっているからから具体例を持った説明がわかりやすい。楔の意味やサイド攻撃が重要な理由など、サッカープレーヤーにもとても参考になる本。オススメです。
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なんとなくわかっていたことを解説してもらった感じ。
こういうのはスタジアムで観るとよりわかりやすいと思う。
でもファンデルサールが左が苦手とか、個人に注目する楽しみ方は、今後もっとしていきたい。 -
アルビしか見ていない私が他チームや代表の話を読んでも伝わることは限られてしまう。まあ、声だしに一生懸命で、解説を聞いていないからマイチームのことさえ良くわかっていないのが現状。そういう意味で、良くわからなかった。
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中央突破、サイド攻撃、ラインコントロールなどのテーマごとに、観戦時に見るべきポイントを明らかにしてる。日頃からサッカー観戦してる人にとっては、おさらい的な内容だけど、読んでタメになった。