田端到・加藤栄の種牡馬事典 2012-2013

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  • 東邦出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784809410154

作品紹介・あらすじ

ディープ産駒炸裂&オルフェーヴル三冠、脅威の血統新世紀を読み解く。収録種牡馬数364頭+63頭。

感想・レビュー・書評

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  • 競馬をデジタルに理解するための最適なツール「血統」。その血統において重要な種牡馬の特性やキャラを、その馬が持っているバックグラウンドやストーリーを交えて分かりやすく、面白く解説した辞典。
    この本の上位にでてくる種牡馬はほとんどが社台グループ所有、もう日本の競馬は社台グループの独壇場のようです。この本のコラムにあるように、社台グループは海外の名馬をどんどん購入する一方、メジロ牧場、カントリー牧場といった歴史のある名門牧場はどんどん閉鎖に追い込まれていく。もはや国内から社台に対抗できる勢力がでる可能性はほとんどなく、ダーレーのような海外勢も日本への進出はまだまだ苦労している模様(日本の競馬界はあいからわずクローズド)で、これからも社台グループの支配力はより強くなっていく気がする。
    この本とこの本の世界版「世界の種牡馬」を読めば、競馬界の概要が分かると思います。
    http://www.amazon.co.jp/%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E7%A8%AE%E7%89%A1%E9%A6%AC-%E5%85%A8%E8%A8%82%E7%AC%AC4%E7%89%88-%E5%8A%A0%E8%97%A4-%E6%A0%84/dp/4809409864

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著者プロフィール

田端到(たばた・いたる)1962年、新潟生まれ。週刊誌記者を経てフリーのライターに。競馬をはじめ、野球関連の著作も多い。競馬では血統の解釈とアプローチに斬新な手法を導入。独自の視点による産駒のデータ収集とその実践的な活用、また、辛辣ながらも軽妙な文章には定評があり、馬券初心者からベテランまで、多くのファンを持つ。近著に『王様・田端到の賭ける競馬・読む競馬』(秀和システム)、『金満血統王国』シリーズ(KADOKAWA)ほか多数。『日刊スポーツ』紙上の「GⅠコラム」は連載27年を超え、好評を博している。

「2022年 『田端到・加藤栄の種牡馬事典 2022-2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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