- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784809410765
感想・レビュー・書評
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イブラヒモビッチの自伝。
とても赤裸々な内容なので、
イブラヒモビッチ好きの人にはたまらない内容かと。
自分は、別にイブラヒモビッチファンという訳ではないのですが、
彼がどんな幼少期を歩んでいたのかを知りたくて読んでみました。
その観点から言うと、あんまり詳しく載っていなかったのですが、
本人のユニークさもあって、物語としては面白いです。
別情報によると、イブラヒモビッチは、
幼少期にテコンドーをやっていたそうなのですが、
そういったことも伝記の中に書いて欲しかったですね。
幼少期貧しくて、食べ物も栄養に気を使っていた感はないのに、
あんなに大きく成長するのは、欧米人のDNAなんでしょうか。。
日本人としてはうらやましい限りです(笑)
イブラヒモビッチと言えば、
「自分勝手な王様」というイメージがあったのですが、
確かに自分勝手な部分はありつつ、
良く分からないロジックで正当化されているところもあるのですが、
中々人間味溢れるところもあったりして、
それが彼に対する愛着に繋がるのでしょう。
自分的には、若干演じているかのようにも感じてしまいましたが。
勝手に決めつけるのは危険ですが、
彼は若干の発達障害があるんですかね。。
そう思うと、納得できる箇所が複数ありました。
一方で、練習するときはとことん練習する姿は、
さすがプロフェッショナルとも言えそうです。
この本自体は、バルサへ移籍し、その後失敗して、
くらいまでが書かれているのですが、
その後のイブラヒモビッチの自伝も出ているみたいです。
自分が読むか?と言われれば、ちょっと微妙ですが、
イブラヒモビッチ好きな人にとっては、
イブラヒモビッチ節がまた楽しめる
本なんじゃないでしょうか。
※アドレナリン ズラタン・イブラヒモビッチ自伝 40歳の俺が語る、もう一つの物語
https://booklog.jp/item/1/4905349656詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優勝請負人と呼ばれた男が、移籍先での出来事を赤裸々に語る本。
普通とは違う人間を潰そうとする行為を俺は憎む。byズラタン -
『I AM ZLATAN ズラタン・イブラヒモビッチ自伝』
著者:ズラタン・イブラヒモビッチ 発行日:2012年12月1日
評価:★★★☆☆ (所要時間:2〜3 時間)
読破冊数: 7/100冊
■こんな人におすすめ
・サッカーが好きな人
・自分に自信がない人
・かっこいい生き方をしたい人
■概要
人口1000万人の本国スウェーデンで50万部を超えるベストセラー!
あの「ハリー・ポッター」さえをも凌駕する空前の大ヒット自伝、ついに邦訳!
「他の人と違っていいんだ。自分を信じ続けるといい。
世の中いろいろあるけれど、俺だって何とかなったぜ。」
貧しかった少年時代から、一躍スター選手の座に登りつめ、
現在にいたるまでの半生を綴った初の自伝。
グアルディオラ監督との確執、移籍の舞台裏、チーム内の人間関係など、
業界人が青ざめるようなエピソードも満載。
イブラヒモビッチ自身による赤裸々な言葉が詰まった本書は、
ユーモラスなのに毒もあり、深い愛にも満ちた稀有な自伝に仕上がっている。
【おもな内容】
「俺はキレたプレーをするために怒り狂ってないといけない」
「俺は記録的な価格で売られたい。歴史に名を残したいんだ」
「俺は誰にも似ていない。ズラタンはオンリー・ワンだ」
「マフィアだって? いいじゃないか。上等じゃないか。会わせてくれよ」
「尊敬は得るものではない。つかみ取るものだ」
「ミランは最強だったが、俺の気持ちはインテルに傾いていた」
「うるせえ。俺はこの2本の足で、自分の家を手に入れたんだ」
「モウリーニョが“スペシャル・ワン"だということは知っていた」
「俺が喉から手が出るほど欲しかったのは、チャンピオンズリーグのタイトルだった」
「“普通"とは違う人間をつぶそうとする行為を俺は憎む」
ほか(アマゾンから引用)
■この本から学んだこと
・皆オンリーワンになれる
・聞くが聞かない強気な姿勢が時には必要
・誰も守ってくれないから強くならなければいけない
サッカーやってる人もやってない人も是非みてほしい一冊です!
勝者のメンタリティを教えてくれます。
しびれます!
≪目次≫
まえがき
「俺はキレたプレーをするために怒り狂ってないといけない」(2009~2010年)
「全速力で通りぬけないと悪者に捕まってしまうんだ」(1981~1998年)
「大事なことは勝つことじゃなくて、トリックプレーを見せつけること」(1987~1998年)
「あるとき、トップチームのトレーニングに参加した。俺は遠慮しなかったよ」(1999年)
「『ロナウドみたいにイタリアでプレーしたいんだ』と俺の夢も話した」(1999~2001年)
「俺は記録的な価格で売られたい。歴史に名を残したいんだ」(2000~2001年)
「俺は誰にも似ていない。ズラタンはオンリー・ワンだ」(2000~2001年)
「ハッセを許さない。ああいうことをしてはいけない」(2001~2002年)
「『やあ元気?時々街で見かけるよね』。そして最後に『赤いフェラーリの俺より』と書いた」(2001~2003年)
「マフィアだって?いいじゃないか。上等じゃないか。会わせてくれよ」(2002~2004年)〔ほか〕 -
400ページある大作だったがあっさり1日で読了。複雑な事情を持つ家族に生まれ育ちながらも我が道を行くイブラヒモビッチの生き方に感銘を受けた。ぶっ飛んだ自分のブレなさを示す一方で時々自分の心の寂しさを表現しているけど、こっちのほうが本音なのかもしれない。だけどしびれるなあ。
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彼は good person ではないが、 special player なのは間違いない。
そして彼もそれを理解してるし、自分がしてきた悪事をを自分が愚かだった、他人のせいにせずに受け入れてきている。
彼は誉められた人間ではないが、彼は誰よりも自分のことを理解しているし、自分自身を客観的に見れている。ズラタンの言う通り世の中は「普通」である事を好み、それ以外に対しては排他的である。しかし、普通ではない、そんな道が自分にとって最高である。という事が、今の日本人がどれほど理解し、そして受け入れる事が出来るだろうか。
彼は本当にスペシャルな選手だし、この本は本当にスペシャルな1冊である。ぜひ読んでほしい。 -
自分の言葉で書いてあり面白かった。戦術本ではない。量が多いのが難点。
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サッカーファンなら楽しめる!
「聞くが、聞かない」というイブラの姿勢は見本になる。 -
アクロバティックなプレーの印象が強かったが、それよりも想像もしていなかった人生を過ごしていることに驚いた。
移籍するチームで次々と優勝させ、今後はどこのチームでプレーするのか楽しみだ! -
ユーゴスラビアからの移民の息子としてスウェーデン南部の都市マルメのローセンゴード地区に生まれ育ったサッカー好きの少年が、才能を見出されて地元のサッカーチームに所属するようになり、チームメートの育ちのいい「スウェーデン人」たちに違和感と競争心を抱きつつ自分流のやり方で才能を見せつけ、より上と刺激を求めてヨーロッパの一流チームを渡り歩いて大いに活躍する。語り口と行動パターンがほぼ変わらないままスケールだけ大きくなってゆく少年ジャンプの人気連載のような筋立てはやや単調だが、移民の多く住むローセンゴード地区での生活やユーゴ内戦を気にする父の回想、スウェーデンの文化より例えばブラジルに近親感を持つメンタリティの描写などが興味深い。
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この本との時間が終わることを寂しく思う。
直感と理性の使い分けと、直感を許す理性。
かの名言たちは、直感的な気狂いではなく、理性的なエンターテインメントである。