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- Amazon.co.jp ・本 (59ページ)
- / ISBN・EAN: 9784810424676
作品紹介・あらすじ
世界のあらゆる宗教を取り上げ、その創始者の教えや歴史、独特の儀式や祭り、信者の生活習慣などを、豊富なカラー写真で紹介した博物図鑑。
感想・レビュー・書評
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断片的な知識しか持ち合わせていなかった代表的な宗教を改めて振り返るために。
日本が仏教を中心としながらも、中国の儒教(先祖の位牌)や、道教の八仙(七福神)などに影響を受けていたり、お焼香などはゾロアスター教の白檀を燃やす儀礼からも影響受けている?など横のつながりが俯瞰しやすい良い本でした。写真資料もたくさん掲載されているので理解が進みます。
旅行先などで「なんでこんな場所に鳥居が?」と思うことが何度かあったのですが、その場所が聖所であり神殿となるのに相応しい場所だったんですね。日本人として自国のことについて知らなさすぎるのでもっと学ばねば…。
もちろん各宗教の奥深い所まで解説をしているわけではないので、大枠を理解するものだと思えば十分有用ではないでしょうか。
個人的には、カーストの否定や師弟関係などを説くシク教と、曼荼羅や千手観音などを生み出したチベット仏教をより深く知りたいと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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